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紀南Good

絵本を楽しむ素敵な時間〜4人目子育てママのおすすめ絵本〜

Update 2022年2月4日

子どもを膝の上に乗せて優しく絵本を読む母親と、大人しく耳を傾ける子ども。そんな子育てに憧れるけれど、実際はどうでしょう。走り回る子どもに向かって、「誰に聞かせてる?」と思われる状態で読んでいたり、子どもが絵本を破かないように必死だったり。なんか思ってた読み聞かせと違うなあ、と思うことはありませんか?

でも、思い返すとそれも素敵な子育ての思い出。子どもによって好きな絵本は違いますし、絵本に興味を持つ年齢もさまざまです。ただ、いつも身近に絵本があり、親子一緒になって楽しみたいですね。

わたしは4人の子どもたちを育てながら、いろいろな絵本を読んできました。今も年の離れた1才の末っ子に、赤ちゃん絵本を読んであげられる日々を楽しんでいます。小学校での読み聞かせのボランティアも6年続けており、低学年から高学年まで、子どもたちのさまざまな反応を見てきました。

そんなわたしが今までの経験をもとに年齢別に合わせたおすすめ絵本を紹介します。「どんな本を読めばいいの?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

定番だけどやっぱりこれ!0才の初めての絵本は『じゃあじゃあ びりびり』♦

 『じゃあじゃあ びりびり』
作・絵:まついのりこ 偕成社(1983/7発売)

初めての絵本におすすめなのは、『じゃあじゃあ びりびり』。自治体で配られるファーストブックとしても人気のある定番の絵本です。

単純なものの名前と、繰り返す擬音語で、赤ちゃんは興味津々!たまに面白そうに笑うけれど、何に笑っているのか尋ねてみたいほど。「いぬ わんわんわん」の何が面白いのでしょうね。読んでいるお母さんやお父さんの顔なのか、音の響きなのか。絵の意味や言葉の意味がまだわからない赤ちゃんでも、両親の声に満足しているのかもしれませんね。

絵本に興味を持てず、かじったり破ったりするほうが楽しそう、というお子さまもいらっしゃいますよね。この絵本は紙が分厚く破れないので、自分で持てるようなら持たせてあげてください。多少ガジガジかじられても、成長してしまえばいい笑い話になりますよ。ちぎれて飲み込まないようにだけ気を付けてあげてくださいね。


♦1才から2才におすすめ!無敵の絵本『だるまさん』シリーズ

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』
作:かがくい ひろし ブロンズ新社(2008/1・2008/8・2009/1発売)

子どもたちは、この「だるまさん」のどこにそんなに惹かれるのでしょう。「だ~てっ!(だるまさん読んで!)」と言いながら、いつまでも続く「エンドレスだるまさん」。読み始めたら強制終了するまで終わりません。

絵本は吟味して購入するわたしですが、本屋さんで見つけて「何、このだるま!かわいい!」とすぐに買ってしまいました。それからも「だるまさんに続編が出てる!」と続きを見つけるたびに思わず衝動買いしてしまいました。シリーズ第1弾の『だるまさんが』が発売されたのが2008年。我が家では長男が生まれた年です。当時幼稚園児だった長女のほうが、夢中になってケタケタ笑っていたかもしれません。

今では令和2年生まれの末っ子が「だるまさん」に夢中です。「びろーん」「どてっ」「ピース」と、だるまさんに合わせて一生懸命体を動かしている子どもの愛おしいこと……。それを見ているだけで読んでいる大人も楽しくなりますよ。

「読み聞かせって、どういうふうに読んだらいいのかわからない」というお父さんも、この『だるまさんシリーズ』を1度読んでみませんか?子どものケタケタ笑う姿が見られるかもしれませんよ。我が家の中学生の長男も野太い声で読んでくれています(笑)。

『だるさまんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3種類あるので、お気に入りの絵本を選んであげてください。


♦3才ごろにおすすめ!「あなたがだいすき」だと伝える絵本『ちびゴリラのちびちび』♦

『ちびゴリラのちびちび』作:ルース・ボーンスタイン 訳:岩田 みみ ほるぷ出版(1978/8発売)

3歳のおすすめにこちらを選びましたが、年齢にかかわらず読んでもらいたいほど筆者おすすめの絵本です。先日小学校の読み聞かせでも、この『ちびゴリラのちびちび』を一年生に読んできました。小学生の子どもたちも「ちびちび」が大好き!特にライオンなど、いろんな動物たちに遊んでもらうシーンが好きなようです。

ちびちびの成長を森の動物たちみんなでお祝いするこの絵本。読むたびに涙が出そうになる、そんな読み手泣かせの1冊です。子どもの成長を楽しみに見守り、ふと気づけばもうこんなに大きくなっている。少しずつ親の手を離れていくわが子の成長を、嬉しくもさみしく感じ、読みながら「ジーン……」としてしまいます。

「みんなはちびちびがだいすきです」を繰り返すこの絵本は、正直子どもが聞いていなくてもかまわないと思えるほど、自分の母性にひたってしまいます。わたしはこの絵本を知ってから、意識して子どもたちに「だいすき」と口にするようになりました。子どもに向かって「だいすき」と伝えていますか。そんな機会はあまりないなあ、というご両親にぜひおすすめしたい絵本です。ぜひ何度も読んであげてください。


楽しい読み聞かせの時間を過ごしましょう

お母さんやお父さんも読み聞かせを楽しんでほしくて、絵本をいろいろ紹介しました。

「今いそがしい~!」という時間に限って、読んで読んでとねだってくる子ども。きっとどこのご家庭でも同じなのでは?いつも応えてあげるのは難しいかもしれませんが、たまには手を止めて読んであげてほしいです。ちょっと難しい時は夜寝る前に少し時間をとって、寝かしつけに読んであげられたらいいですね。親にまとわりつく貴重で幸せな時間はほんの一瞬です。皆さんの子育ての参考になりますように……。

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