「地域の人が使いやすいようにするには?」紀南Knit!#19開催しました。

紀南Knit!

「地域の人が使いやすいようにするには?」紀南Knit!#19開催しました。

南紀白浜空港のそばにコワーキングスペースと賃貸オフィスのあるOffice Coud9がオープンして1年。みなさんは行ってみたことありますか?
Office Cloud 9がある丘からは空港が見下ろせ、自動芝刈り機により芝生がきれいに整えられた公園があります。飛行機の離着陸の時には間近で飛行機が飛ぶ姿が見ることができ、他のコワーキングスペースでは味わえない特別感があります。

今回のゲストはOffice Cloud 9の館長である小林且典さん。
空港の近くとあって、東京方面の方の利用は順調に伸びているとのこと。しかし、地元の人の利用はまだまだ少ないようです。
今回は地元の人にOffice Cloud 9をもっと利用してもらうために、どのようにすればいいかみんなで考えてみました。

Office Cloud 9のこと、知ってる?

参加者はBug-U(和歌山県立情報交流センターBig・U)のことは知っていました。利用した方も多いです。
図書館やカフェが入っていたり、講座やイベントなどが開催されていたり。施設への入館はもちろん、パソコンを無償でレンタルすることができるなど、地元の人の憩いの場になっています。

ゆくゆくは、子供の習い事や大人の講座やちょっとした集まりなど地域の人にも気軽に利用してもらいたいという小林さん。
Office Cloud 9がBig・Uよりいいなと思ったところを聞いてみると「施設が新しいので綺麗」「個室なので落ち着く」「部屋から見える景色が綺麗」「駐車場から近い」「有料なので静かだし、変な人もいない」など、Big・Uとは違う部分で良さを感じています。
一方、知っていても行ったことがない、利用したことはないという方い理由を聞いたところ「初めての場所は行きにくい」「Big-Uは図書館、カフェもあるし、場所の利用料が無料なのでゆっくりできる」という意見が出ました。

紀南の人はイベント大好き

料金はBig-Uには勝てません。でも知っている場所だったり、親しみやすい場所だと足を運ぶということが分かります。
ではどのようなことをすれば知ってもらえるのでしょう。
チラシ?新聞広告?CM?SNS?いろいろな意見が出ましたが、全員一致した意見としては「地元の娯楽が少ないのでイベントがあれば行ってみるよね」でした。
Office Cloud 9で開催された星を見るイベントやOSさんの街歩きイベントなどはたくさんの人が参加する大盛況。

「ココにしかない」は魅力的

ではどんなイベントだと興味を示してくれるでしょうか?
婚活イベントや音楽イベントなどの意見も出ましたが、1回限りのイベントではなく定期的に開催される内容のものが効果的とのこと。
南紀白浜空港は白浜↔️東京便が発着していることから、Office Cloud 9に来れば東京でしか買えないパンやスイーツなどが買えたり、期間限定で関西にはないお店のアンテナショップが出店し、できれば定期的に入れ替えながら常設してほしいという意見や、ここでしか買えない、期間限定など特別なものがあれば「わざわざ」足を運んででも買いに行きます!という意見には地元の人も頷いていました。
口コミでの情報拡散が根強い地方ならではの特性を生かし「Office Cloud 9に行けば白浜でも買える」という仕掛けが効果的なようです。

小林さんの思い出のおやつ

今回のおやつは菓匠 二宮の「闘鶏まんじゅう」。
Office Cloud 9の開業記念にお配りしたのが闘鶏まんじゅうだったそうで、思い入れのあるお菓子になっているそう。
闘鶏神社に伝えられている、源平合戦にゆかりのある伝説をもとに作られたおまんじゅうです。
パッケージは源氏の白と平氏の赤にちなんで紅白のにわとり。
もう見た目がかわいいの一言。パッケージをめくってもにわとりの可愛い顔が出てきます。食べるのがもったいないけど…おいしくいただきました。

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