のこのこ広場が始まりました みんなで楽しく遊ぼう– 通信のこのこ11月号 (第 6 号)

のこのこ広場が始まりました みんなで楽しく遊ぼう– 通信のこのこ11月号 (第 6 号)

センター長あいさつ(藤藪庸一)

10月末で、事業開始以来の実働日を数えてみると123日でした。その間の相談は延べ約210件、約80ケースに当たってきました。そのうち約半数が白浜町のケースでした。また事業説明で行政機関や教育機関を訪問した件数は330件で、相談と訪問を合わせると540件を超える仕事を行ったことになります。
田辺・西牟婁地方の小中学校には全戸リーフレットを配布し終わり、10月からは保育園への訪問を始めています。また周辺の町の保健センターが行う乳幼児健診で子育てご家族と知り合う機会を作っています。
相談で一番多いのは、個人からで約120件、次いで教育現場からが約80件でした。長く教育委員をさせていただいている経験から言えば、近隣の教育現場には、スクールカウンセラーの配置や教育支援センター(従来の適応指導教室)、青少年センターはあります。しかし、精神保健福祉士や社会福祉士、臨床心理士等を揃えた専門的に相談できる場所がありませんでした。学校と地域、関係機関をつなぐ役割を担うところがあれば、学校の困り感が減少します。結果、不登校や生き渋り、発達の悩みを抱えたお子さんや親御さんを社会や学校が支え、孤立させないことに繋がると考えます。
今、「これまで考えてきたことが実際に動いているんだ」と思うと、ここからが大事だと気が引き締まる思いです。今年度も残り5ヶ月。精一杯頑張りたいと思います。

のこのこ広場が始まりました みんなで楽しく遊ぼう

先月の通信でご紹介した「のこのこ広場」が始まりました。広場は、「就学前の乳幼児とその保護者の方、妊婦さんも遊びに来てね。子育ての悩み等、ワイワイとおしゃべりしましょう。おもちゃで遊んだり、紙芝居を見たり、リトミック広場を開催したりします。みんなで楽しく遊びましょう。」とお声がけをしています。

10月23日(月)午前9時30分から白浜町青少年研修センター2F大広間で第1回を開催しました。当日は事前に地方紙で取り上げてくれたこともあり18組、40名を超えるの多くの方にご参加いただきました。
広場参加の入り口としておもちゃ等での自由遊びから始まり、10月生まれの誕生日のお祝いの次に、自己紹介をして、その後にリトミックをしました。
リトミックとは、音楽を使って体を動かしたりする活動で、今回は、「お花畑に遊びに行こう」という設定で、どんぐりを拾ったり橋を渡ったりをして親子で最終的にお花畑にたどりつくという想像的な活動です。こどもが喜んで楽しくてのりのりの様子をご覧になって、親御さんも楽しんでくれており、よかったです。リトミックは、今回が初めてという家庭も多かったようです。
第2回は11月13日(月)、場所は白浜町立総合体育館の小アリーナで開催しました。当日は朝から強い雨と突然の寒さで来場者が少ないのか心配しましたが、9組19名の参加があり、第1回に引き続きのご家庭も半数近くありました。この日は広い会場を有効に使い、最初の自由遊びも思い切って手足を動かすことができて、楽しそうでした。 
自由遊びに1時間程度の時間を使ったこともあり、その間にお子さんや保護者さんのおしゃべりが活発になり、子ども同士のコミュニケーションが生まれ、親御さん同士の子育てについての交流も進んでいきました。子どもたち同士の出会いはかわいらしく、人見知りをするお子さんもいましたが、少しずつ一緒に遊べるようになっていく姿は、子どもたちの育ちの一端を垣間見るようでした。 
その後、フラフープの輪を並べてのケンケンパーやかけっこで 体を動かした後、大型絵本と紙芝居の読み聞かせを行いました。絵本や紙芝居は、小さいお子さんも耳を傾けてくれ、知っている物語は登場人物と同じような動きをマネして楽しく聞いていました。 
帰り際には次回の内容についてお尋ねくださる保護者さんもいらっしゃいました。次回は11月27日(月)、詳細は、「のこのこ広場のおたより」の11月号と12月号をご覧ください。

いっしょに学びませんか

知ろう、考えよう 子供の福祉その④ 「子どもの権利条約、第12 条 意見を表す権利」

子どもの権利条約では、意見を表す権利を規定しています。子どもは、意見表明の能力が未熟だという理由で、「半人前」として扱われてきました。しかし、条約によって、子どもを「一人前」として扱うことがあたりまえの時代になったのです。
12 条の一項では、締約国が、子どもが、自由に自らの意見を表明する権利を保障することを規定し、その意見が子どもの年齢や成熟に応じて正当に尊重されることが定められています。また、二項では、子どもに影響を及ぼす全ての司法、行政上の手続きにおいて、子どもは自分自身が直接、もしくは代理人、団体を通じて意見を聞かれる機会が与えられなければならないことを定めています。

「子どもの権利条約第12 条」
1.締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮されるものとする。
2.このため、児童は、特に、自己に影響を及ぼすあらゆる司法上及び行政上の手続において、国内法の手続規則に合致する方法により直接に又は代理人若しくは適当な団体を通じて聴取される機会を与えられる。

日本でも、平成28年の児童福祉法改正において、子どもの意見表明権の保障が明文化されました。
そして、こどもの権利等を定めた「こども基本法」が令和4年6月に国会で成立し、令和5年4月1日に公布されました。次回からは「こども基本法」に学びを進めていきます。

おかげさまで開所して半年が経ちました

5月からこれまでの活動の概要を報告します

くまのっ子児童家庭支援センターのこのこが本年5月に開所して10月末で半年を迎えることができました。この半年間の活動をごく大まかに報告させていただきます。

まず活動内容ですが、活動の中心は、やはり、「地域・家庭からの相談に応ずる活動」になります。就学前から高校3 年生の学年までの相談で、約80ケース、延べ約210 件の相談がありました。内容としては、「不登校・行き渋り」に関する相談が、80ケースのうち約30 ケース、「発達や成長」に関する相談が約10 ケース、「家庭環境」「子育て」「いじめ・友人関係」が、いずれも5ケース程度を数えました。
 相談してくださった件数は、延べ210 件のうち、本人・家族からが約120 件、教育機関から約80 件、福祉機関から約10件でした。相談の方法は、来所が約80件、訪問が約40件、メールが約40件、電話が約30件、ラインが約20件でした。 のこのこでは、本人さんや家族・関係者の方々の困りごとや悩み相談をお受けしています。このページに記載の電話番号やアドレスから〝のこのこ〟まで、ご一報ください。お願いします。

お電話での相談

迷ってもお電話ください。(9時~17時)
0739-42-5515
のこのこスタッフがお電話に出ます。留守番電話の場合には、お名前だけ残していただければ、折り返しご連絡しますので、電話番号を通知してお電話してくださいね。

LINE・メールでの相談

nokonokojikasen@gmail.com
うまく文章を書けなくても大丈夫。間違っていても気にしなくて大丈夫です。書ける範囲で書いてくださったらお返事します。

相談窓口 事前にご予約をお願いします

特定非営利活動法人白浜レスキューネットワーク
くまのっ子児童家庭支援センター のこのこ
649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1番地の1
https://nokonoko-kumanokko.com/

「子育て個別相談会」開催 こども教養講座

11月5日(日)午後に、「のこのこ」と「クオリティソフト(株)ISアカデミー」の共催による第3回「子ども教養講座」として子育て個別相談会がイノベーションスプリングス(白浜町中、クオリティソフト内)で開催されました。

今回は、「子育てについて気になること専門家の先生に聞いてみませんか?」を副題として、 前回のパネルディスカッションでも登壇していただいた精神保健福祉士の亀井孝太郎さんと臨床心理士の西正弘氏をメインアドバイザーとしてお招きして、のこのこ相談員の精神保健福祉士や社会福祉士、保育士、元教員もサブアドバイザーとしてご一緒させていただきました。
会は2グループに分かれて併せて6ケースの相談をお受けしました。各相談は50分程度で短い時間でしたが、依頼者のみなさんと一緒に状況が少しでも好転するように時間を共有しました。

第4回子ども教養講座を開きます

いのちを守る最前線から〜幸せの土台となるコミュニティ作りへの期待〜

講座&ディスカッション

厚生労働省によると2022年の1年間で自殺した人は21,881人。
このうち児童・生徒は514人Dね統計開始以降初、500人を超えました。
いのちのゲートキーパー(※)と専門家が、さまざまな状況のなかで命を守り輝かせるための新たな提案と、それをコミュニティがどう受け止めていけるかをコーディネーターが紡いでいきます。
※自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人

日時・2024年2月25日(日) 9:30〜15:30(9:00受付開始)
対象・保護者及びその児童生徒、地域、教育、福祉に関わっている方等どなたでもご参加ください!
会場・INNOVATION SPRINGS 649-2333 和歌山県西牟婁郡白浜町中1701-3 クオリティソフト(株)新館

お申し込み
WEBページよりお申し込みください *定員になり次第受付終了
https://00jf6.hp.peraichi.com/?_ga=2.191038893.64210523.1696579613-1707225990.1691891557&_gl=11xzy1n1_gcl_au*MTY4ODY1OTIyMS4xNjkxODkxNTU3

お問い合わせ
E-mail:isacademy@qualitysoft.com
TEL:050-3196-8051 (9:00〜17:00) クオリティソフト株式会社ISアカデミー