上芳養の良いところを見つける視点「伝えるってなんだろう?」上芳養小学校授業#3
2024年5月26日のかみはやキャラバンに向けて、「伝える」とはなんだろう?を学び、ポスターづくりとリーフレットづくりの授業を行いました。予定ではその2回でかみはやキャラバンに向けた授業は終了予定だったのですが、「もっと参加したい!」という子どもたちの声に応え、さらに冊子作成にも子どもたちに協力してもらうことになりました。
「上芳養の良いところは?」Goodを見つける視点
まず最初に「上芳養の良いところ・好きなところ」を教えてもらいました。普段過ごしている環境が当たり前、まだ外の環境を知らない子どもたちにとって「比べる」という手段はとても難しいものです。「田舎だから何もない」と感じる子どもたちも大勢。そんな時は視点を変えてみること。もっと身近なことに焦点を当てるようにしてみると…いろんな上芳養のGoodが出てきました!
自分の当たり前も相手にとっては大きな魅力に
自分にとっては対して刺激がないことでも、別の地域の人にとっては魅力的なことかもしれません。
上芳養には2つもレストランがある。
そのうち一つはかき氷を食べたり、ピザを食べたり、とっても身近なお店。
もう一つは地域外からたくさんのお客さんがやってくるフレンチレストラン。
澤田製菓さんのいももちは子どもたちも大好きだし、そのお店の前にはたこ焼きの屋台が出ることもある。
大金というお店でお菓子を買い、最近地域の人たちの尽力で作られた公園に行って友達と遊ぶ…
自分の地域のことを生き生きと語る子どもたちに、地域のGoodをたくさん教えてもらいました。
上芳養のGoodをおすすめしたいから…
かみはやキャラバン当日、上芳養のことをより深く知ってもらうために、「紀南Good上芳養特集号」を配布することにしました。この冊子作成に、“上芳養のGood”をたくさん知っている子どもたちが協力してくれることとなり、とても心強かったです。
①上芳養小学校のことを調べるチーム
②梅干しを使ったレシピを調べるチーム
③上芳養のことや上芳養の楽しみ方を調べるチーム、
この3チームで手分けして調べました。
冊子には、3チームがそれぞれ調べてくれた“上芳養のGood”がたくさん掲載されています。家族にインタビューしたり、自分で調べたり。みんなの協力があって、読み応えのある上芳養の魅力がつまった冊子ができました!
「晴れた日にあそこから見える景色がすごくきれいやねん!絶対おすすめ!」と一人の子が教えてくれると、子どもたちが次から次へ、おすすめの場所やおいしいものが食べられるお店を紹介してくれました。
今まで当たり前だと思っていた景色の中に、たくさんのGoodを発見することができたようでとてもうれしくなりました。