自分たちで何かを成し遂げていく-浜木綿（白浜中学校学校だより）令和6年6月3日発行第3号

自分たちで何かを成し遂げていく

白中体育大会の特徴

五月十八日、第七十七回白浜中学校体育大会が行われました。中学校創立から毎年行われてきた、大切な学校行事です。
本校体育大会の特徴は、①縦割り活動②陸上競技種目③生徒会運営が伝統として残っている点です。

①縦割り活動

三年生は、春から着々と体育大会の準備を進めてきました。ブロック長、副ブロック長を決め、練習計画や、応援グッズの製作…。それらは、全学年縦割り三ブロックでの取組に向けて、後輩達を導く準備です。三年生からは「まとめるのが難しかった」という感想も聞かれましたが、赤、青、黄色のどのチームも一体となって応援する姿に、学年を超えた活動の値打ちを感じました。

②陸上競技種目

真剣に競技に打ち込む姿は美しいです。団体行動、団体種目、個人種目、生徒会種目、ダンスなど、夢中になって頑張ることは、その人自身も成長しますし、その姿は人を幸せにします。特に、白浜中学校では陸上競技種目で競い合います。体育で学ぶ、自分の体の使い方を最大限に生かしたチャレンジです。運動が苦手な人もいます。それでも挑戦し、みんなの前で取り組むと、いつも以上に力が出ますよね。素晴らしい機会だと思います。
今年は、谷弘明君が新記録を出し、谷口陽向君が記録を更新し、盛り上がりました。

③生徒会の運営

そして、体育大会は伝統ある生徒会行事の一つでもあります。
大会の全体運営を生徒会が行っています。自分たちで考え取り組むことは、教えてもらう以上に価値があります。三年生の感想に、今後生かしていきたいこととして、「高校や社会に出て、自分たちで何かを成し遂げていくこと」と書いていました。何かを成し遂げるときには、困難や失敗があるでしょうが、そこから学ぶことも多いです。

体育大会から学ぶこと

二年生の感想に、
「来年は三年生になるので、みんなが楽しめて、努力のできる体育大会にしたい。」
「全員が参加しやすい種目を考える。」
「来年は三年生だから、リーダーをとれるように頑張りたい。」
とありました。縦割り活動での、三年生の姿を見て、下級生がそのように思えることに感激です。こうやって、白中の伝統が継承されるのだなと思いました。
体育大会当日は、保護者、地域の皆様のご参加もあり、大変盛り上がる事ができました。関わっていただいたすべての人に、感謝申し上げます。（学校長）

各学年・学校　取組の様子

授業でのICT 活用も進んでいます

陸上部春季大会の結果

陸上部の春季大会〔５月１１日（土）：田辺スポーツパーク陸上競技場で開催〕の結果をお知らせします。
選手の皆さんは大変頑張っていました。おめでとうございます。

中学共通男子４００ｍ　第１位谷口陽向大会新記録（GR）
中学共通男子８００ｍ　第１位谷口陽向（GR）第３位小阪優
中学共通男子１５００ｍ　第１位谷弘明第３位関岡祐介
中学共通男子３０００ｍ　第３位中村悠樹
中学共通女子走幅跳び　第１位山本珠色
中学共通女子円盤投　第２位芝﨑柚
中学2 年女子１００ｍ　第３位山本珠色

第1 回学校運営協議会開催

５月２３日（木）に、令和６年度第１回学校運営協議会を開催しました。
学校から昨年度の成果と課題、今年度の取組について説明し、承認していただきました。また、そのあとの協議では、学校と地域のつながりなど、今回も貴重なご意見をたくさんいただきました。今後の取組に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。