
思いの詰め込み! ~リーフレット作り~
私たちはリーフレットの形にして「上芳養」を伝えたいと考えました。ポスターや小冊子でまとめるという意見もありましたが、なぜリーフレットにしたのかというと、その利点として、手に取って見やすい、分かりやすいという意見が挙げられたからです。
リーフレットづくりの工程
1.リーフレット制作委員
私たちがリーフレットを作るにあたって、立ち上げた組織があります。それが「リーフレット制作委員」です。主な役割としては先生と相談して、相談した内容を皆に伝えるということです。そうすることで、スムーズに進めることができました。3人が立候補して進めました。
2.役割分担
次に、リーフレット制作委員から指示を受け、絵を描く人、写真を調べる人、文章の下書きをする人などに役割分担をしました。それぞれ得意なこと、やりたいことなどで振り分けました。さらに、手が空いた人がいたら、忙しい人の手伝いに行くようにしました。大変すぎて諦めたくなるときもありましたが、皆と協力することで何とか乗り越えられました。
3.文章を書き始める
私たちが文章を書き始めるときに、上芳養を知らない人でも分かりやすく、馴染みやすいということを意識しました。吹き出しを入れるところは空けて、できるだけ簡潔にまとめました。「ここをこうした方が伝わりやすいかな、親しみやすいかな」というように、一言一句考えながら書きました。
4.まとめる
続いて、下書きした文章をリーフレット制作委員と先生たちで少し手直ししながらまとめました。割付も再確認し、いよいよリーフレットの形になってきました。終わりが見えてくることで皆の士気も高まったように感じました。
5.仕上げ、清書
タブレットで書いた文章を手書きにし、より親しみのあるリーフレットに仕上げました。完成したときは、皆も疲れきっていましたが、声を上げて喜びました。
とっても大切な ~リーフレット作りのポイント~
私たちがリーフレットを作るとき、特に大切にしていたことがあります。それは、分かりやすく魅力に感じる配置と文章です。さらに、吹き出しやイラストを手書きにし、印刷することでより魅力があふれるような作りにしました。できるだけ隙間がなく、色を整え、より統一感を出している所もポイントです。しかし、どこをどうしたら見やすいか、人を引き付けられるのかを考えるのが難しかったのです。そのため、リーフレット制作委員を募り、先生と考えることになりました。そうして完成したのは、この世に1つだけの思いの詰まったリーフレットになりました。
美味しく、楽しく、笑えるよ ー田辺の上芳養有名どころー
このリーフレットには、上芳養の有名な所が詰め込まれています。知ってる人も、知らなかった人も「美味しく」「楽しく」「笑える」最高の場所ばかりです。きな粉のついた皮と、ぎっしり詰まったあんこのいももちが人気な澤田製菓店さん。上芳養でジビエ料理を食べられるお店、キャラバンサライさん。春ごろに綺麗な梅の花が一斉に咲き誇る石神梅林。その他にも紹介されている場所や説明が、隅々まで地図に書き込まれていて、その全てをクラスの皆で協力し合いながらつくりました。完成したリーフレットは、誰が見ても分かりやすく上芳養を表した代物になりました。
感動の完成 ~開放感を味わった瞬間~
「後この文字だけ…よっしゃー完成ー」こんな気持ちになったのは久しぶりでした。やることなすこと詰め込んで、完成した瞬間の解放感。繋がれていた体が、ふわっと浮き上がったようでした。手書きに直す作業の終わりで、そこからは速足で走っているような感覚でした。それまで頑張ったからこそ、クラスが一体となって喜びました。
秘密にしてた ーちょっとした苦労話ー
私たちがリーフレットを作るとき、一つ一つ手書きに直す作業が一番大変でした。手書きに直すことが必要になった経緯は「手書きの方が感情込めれるし、思い出もできるんじゃない?」という意見でした。もちろん賛成意見が多く決まりました。初めはタブレットで下書きしたため楽でしたが、その反動がとても大きかったのです。クラスの皆で手分けしてやっとの思いで完成させました。