命を守る学び-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和7年10月6日発行第7号

みんなにおたよりプロジェクト

命を守る学び-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和7年10月6日発行第7号

命を守る学び

(とも・ち)知…災害について知る
(かく・かく)覚…知ったことを理解し覚える
(うご・どう)動…知り覚えたことを活用して行動する
(こう・こう)考…行動の結果を分析し考えて、次に生かす
安心・安全は準備に比例!

10月に入って、ずいぶん涼しくなり過ごしやすくなってきました。
日没も早くなり、学校ではこの時季の最終下校時刻を午後5時半に設定し、速やかな下校を促しているところです。

防災講演会

9月25日に拓殖大学で地方政治行政研究所附属防災教育研究センター長の濱口和久 特任教授にお越しいただき、防災講演会を実施しました。
講演の中で、令和6年1月1日に起きた能登半島地震を例に挙げ、「大地震は私たちの都合に関係なく起こる」「(発生場所や発生頻度を考えると)すべての日本人が被災者と同じ立場になる可能性がある」と述べられ、だから「災害を他人事ではなく自分事として捉えることが大事」と強調されていました。
また、「災害が起きたときに何ができるかではなく、それまでに何をしておくかが大切」「入念な準備、それが防災の第一歩」と防災への心構えを教えてくれました。
生徒たちの感想の一部を紹介します。

○今までとても大きな地震や津波、台風、洪水などの自然災害を経験したことがないけど、大地震が(日本のどこかで)4年に1回は起こっているということを知って、とても怖かったです。
たまに家族で地震が起こったらどこに集合するのか話をするけど、もっとくわしく話したいなと思いました。

○日本は過去1500年間に起こった大きな災害が99件もあり、世界的に見てもかなり多いということに驚いた。
だからこそ、教訓もたくさんあり、それを無駄にせず引き継いでいくことが私たちにとって大切だと思った。

○大阪北部の地震の映像を見た時、家具がいっぱい倒れているのを見て、家具の固定をしなければいけないなと思いました。
また、たとえ小さな揺れの地震でも、大きな津波が来るかもしれないことを知り、油断しないようにしようと思いました。

○今日の講演会を聞いて、なるほどなと思ったのは、「避難する=避難所へ行く」ことじゃなくて、「避難する=安全を確保する行動をとる」ということにすごく納得しました。
また、講演会を聞く前は「別に防災バッグとかいいやろ」と思っていたけど、講演を聞いてからは、家に帰ったらすぐに準備しようと思いました。

生徒たちそれぞれに印象に残った部分は違いますが、この講演で知ったことを忘れず、実際の行動に移してほしいと思います。
そして、生徒たちの行動が家族や地域の皆さんに広がり、防災意識を高める一つのきっかけになればと思っています。

交通安全教室

9月24日に白浜警察署の交通課の方々に来ていただき、交通安全教室を実施しました。

この日、生徒たちは、朝学活で自転車の交通ルールに関する10問の三択小テストを行い、交通安全教室ではその小テストについて解説を聞きながら答え合わせを行いました。
その後、リーフレットを活用して、来年度から一部改正される交通ルールについても学びました。

また、1年生では全員が自転車小屋に移動し、プレゼントされたパンダのリフレクター(反射材)を各自の自転車やカバンにつけました。

交通ルールを守ることは、互いの命を守ることです。
みんなで守っていきましょう。

マランダ高校との交流

白浜中学校では、数年前からオーストラリアのマランダ高校の日本語クラブと定期的に交流しています。
今年度も、9月に2回3年生の英語の授業で、オンラインによる交流を行いました。

オンライン自己紹介

1回目の9月2日には、お互いの自己紹介を行いました。
2回目の9月18日には、長崎の原爆を題材にした紙芝居を本校の3年生がリレー形式で英語朗読しました。
また、紙芝居や写真「焼き場に立つ少年」の英語での説明、折り鶴づくりを通して、両校生徒の平和への思いを交流することができました。

部活動の活躍

群新人大会(陸上)の結果

★陸上部★〔9月27日(土):田辺スポーツパーク〕※上位入賞者
2年男子800m 第3位 梅本宗一朗 (県大会出場)第4位 太田 幹
2年男子3000m 第3位 上野山奏太 (県大会出場)
共通男子110mH 第5位 池田健心
共通男子砲丸投 第2位 薗田太一 (県大会出場)
1年女子100m 第2位 山口紗由 (県大会出場)
2年女子800m 第4位 三宅凪砂

白浜中学校 昭和50年度卒業生御一同様よりご寄付

白浜中学校の大先輩 昭和50年度卒業生御一同様より、ご寄付をいただきました。
生徒の学習活動の費用など、生徒たちに還元する形で使わせていただきます。
ありがとうございました。