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白浜の隠れ家的書店

ivory books ( あいぼりーぶっくす )

Update 2021年10月20日
電話番号
0739-20-7011
FAX
0739-20-7011
定休日
日・月・祝日
営業時間
11:00〜16:00
駐車場
有り(店舗隣、jiji、PolePoleと併用で7台分)
Instagram
ivorybooks.jp

ivory booksは2020年11月にオープンした隠れ家的書店です。
以前、和歌山銀行が入っていた御幸ビルディングというビルの1階にあります。

取り扱っているのは食にまつわる新刊と、アートや写真関係を中心とした古書です。

銀行員の休憩室だった空間。
非常に小さな書店ですが、店主のセンスと本への愛がギュッと詰まった、エッジの効いた熱い空間となっています。
店主の中村美帆子さんは奈良県出身。結婚を機に10年ほど前に白浜町へと移住。
書店の立ち上げ前はフリーでデザインの仕事などをされていました。

白浜に本屋がないことを長い間残念だと感じていた中村さん。

「大型書店まで行けば品揃えも多いけれど、これぞと言う本は見つけにくい。気軽に立ち寄って、お気に入りを発見できる。そんな本屋さんが欲しい」そんな思いはあったものの自分が書店を経営するとは夢にも思っていなかったそうです。

そんな中村さんを、

「自分でやったら?場所は空いてるから」と背中を押したのが中村さんの友人で、同じ御幸ビルディングに店舗がある白浜発のアパレルブランドjijiのオーナー、小山さんでした。それでも最初は自信がなかった中村さんでしたが、古書経営の経験者などからアドバイスをもらううちに「頑張ればできるかも?」と思うように。

「何人かの方に相談しましたが、書店の方々って本当に優しいんです。親切に色々と教えてくれました」と中村さんは語ります。

クッションが置かれたくつろぎのスペースは小説など、読み物系のコーナー。

展示されているのは白浜のピッツェリア・ペスカトーレのピッツァ職人、竹中やすしさんの作品。

オンライン全盛の今は、書店経営にとっては厳しい時代。その状況が書店同士が連携し、新たなあり方を模索するムーブメントを生んでいます。

2021年11月18日からの大阪「ON THE BOOKS」との本棚交換はそんなムーブメントの一例と言えそうなイベントです。ON THE BOOKSはアートやデザイン、サブカルチャーの古本と雑貨を取り扱う古本屋。白浜のivory booksと大阪のON THE BOOKSの本が一部交換され、それぞれの本は違った場所でどんな人の目に止まるのか。本屋好きならきっと心惹かれる試みだと言えるでしょう。

「ここは小さな本屋ですが、不思議と出会いが生まれる空間です。この間はある本を探しにお客さんがいらした時に偶然その作者さんが居合わせる、ということがありました。本に掲載できなかった思わぬ裏情報が聞けたりして、お客さんも喜んでいました」と中村さん。この取材をしている間にもなんと後日取材する予定の私設図書館の方が訪れるなんていう不思議な出会いも起こりました。ivory booksの、知る人ぞ知る隠れ家的書店としての吸引力を見たような出来事でした。

ivory booksでは焙煎家・オオヤミノル氏から月ごとにコーヒー豆が届きます。
その月のコーヒーを味わいながら本との新たな出会いを見つける、そんな楽しみ方もおすすめです。

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紀南Good