里親として貢献したい!という方の窓口
里親支援センター ほっと さとおやしえんせんたー ほっと
少子化が加速する今日においても親と生活することができない子どもたちがいます。
保護者の病気、家出、離婚などさまざまな理由がありますが、最も多い理由は虐待。
和歌山県でも年間336件の虐待に関する相談が紀南児童相談所に寄せられています。(令和3年度)
家庭で暮らせない子は手続きを経て児童養護施設に入ります。しかし施設では、職員が異動することもあり退所後の拠り所を持つことができず孤立を招いてしまいます。また結婚し、子を持ってもお父さん、お母さんの役割がわからず、どうしてよいか迷う人も多いそう。スーパーに行っても野菜の名前と現物が一致しなかったしたり、ATMをはじめて見て驚く子もいると聞いて、普通の家庭のささいなことが実は重要なことなのだな、と感じます。
それらを解決してくれるのが里親制度。
子どもたちを保護者に代わって一時的あるいは継続的に家庭的な雰囲気の中で愛情深く育ててくださる方のことを「里親」といいます。
里親制度の啓発を行うのが「里親支援センターほっと」さんです。対象エリアはみなべ町・田辺市・白浜町・上富田町・すさみ町・串本町・古座川町・那智勝浦町・太地町・新宮市・北山村の11市町村。
11市町村の各団体(紀南里親支援連絡会)や児童相談所などと連携して、里親さんのサポートをしたり、里親制度を広報したりしています。
里親になりたい、と考える方の最初の窓口でもあります。
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里親についての話を聞きたいときは?
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ほっとさんにお電話すれば相談に乗っていただけます。希望すれば近くまできていただくこともできます。
まだよくわかっていないし、面談するのはちょっと気が引ける...という方は、気軽に訪れることができる「さとおやCafeほっと」や、自分のペースで展示を見られる「パネル展」「出張相談会」なども開催されていますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
里親制度のことを知りはじめて、里親になる人以外も、里親制度のことを知るべきだな、と強く感じます。児童養護や里親制度に対して理解する人が増えるだけで、より多くの子どもたちの未来が開けていくと感じます。「知る」だけで子どもたちのサポートになります。ぜひ「里親制度」に触れてみていただきたいと思います。
- 電話番号
- 0739-34-2735
- 定休日
- 土・日・祝
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 駐車場
- あり(要確認)