ころんつながり映画祭2024

毎年12月に開催している「ころんつながり映画祭」。

障がいをテーマにした映画を誰でも気軽に楽しみ、学び、交流する場を作って行きたいとの思いのもと、実施されている映画祭です。

今年も、9作品が3日間をとおして上映されます。

どの作品も見応えがあり、深く考えさせられる内容です。

受付前では雑貨販売もしています。

これまで知らなかった世界へ旅するように、会場へお立ち寄りください。

事前申し込み・入場料不要です。

〈上映作品紹介〉

◆Team その子（ドキュメンタリー映画/2023年/45分/日本）

解離性同一性障害（多重人格障害）を周囲に隠し日常生活を送る、その子。

しかし、その子を守るために内部の人格達がそれぞれバラバラにおこなった行動が、周囲との摩擦を生み、その子を追い詰めてしまう。

人格たちとの葛藤と理解、そして和解の物語。

◆生きて、生きて、生きろ。（ドキュメンタリー映画/2024年/113分/日本）

震災と原発事故から13年、福島で『こころの病』が多発していた。

喪失と絶望の中で生きる人々とともに生きる医療従事者たちの記録。

◆ノルマル17歳（ドキュメンタリー映画/2024年/80分/日本）

見た目と行動が派手なギャル女子高生。そして進学校に通う成績の良いまじめな女子高生。

そんな正反対の2人には共通する問題点があった。

それは、『ADHD』であることだった。

◆風の舞　闇を拓く光の詩（ドキュメンタリー映画/2003年/59分/日本）

誤った認識の下、不当な差別や偏見にさらされ、近年に至るまで人権を無視した生活を強いられてきたハンセン病患者。

人生の大半を療養所の中で過ごした詩人・搭和子さんの詩を通して、ハンセン病強制隔離の歴史を見つめるドキュメンタリー。

◆こころの通訳者たち（ドキュメンタリー映画/2022年/90分/日本）

「音を見えるように光が聞こえるように」

「手話」を目の見えない人に伝えるため試行錯誤する、3人の舞台手話通訳者たちの姿を捉えたドキュメンタリー。

◆「友達やめた。」（ドキュメンタリー映画/2020年/84分/日本）

人と人ってほんとうに分りあえるの？

生まれつき耳の聞こえないわたしと、アスペルガー症候群のまりあちゃんの心の越境ドキュメンタリー。

◆目の見えない白鳥さんアートを見に行く（ドキュメンタリー映画/2022年/107分/日本）

言葉は「見える」と「見えない」の隙間を埋められるのか？

「全盲の美術鑑賞者」の20年を振り返り、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々を追い、彼らが紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリー。

◆マイ・ファミリー　～自閉症の僕のひとり立ち（ドキュメンタリー映画/2023年/83分/オランダ）

オランダで暮らす自閉症の男性ケース・モンマと、その両親の姿を8年間にわたって記録したドキュメンタリー。

モンマ家で起こるさまざまな出来事を丹念に描きながら、“自立”を目指して奮闘する姿を、ユーモアを交えながら赤裸々に映し出す。

◆フジヤマコットントン（ドキュメンタリー映画/2023年/95分/日本）

甲府盆地にある障害福祉サービス事業所・みらいファーム。

そこに集う人々の日常を、利用者一人ひとりとじっくり向き合いつつ、温かな眼差しで優しく丁寧に見つめていくドキュメンタリー。

富士山に見守られながら、それぞれの仕事に打ち込んでいる入所者たちが、季節の移ろいとともに変化していく様子を収めた。

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