溝端 秀章
感性を引き出し、創作するよろこびを!
和歌山のヘソにあたる場所に位置する龍神エリア。標高は500mを超え、古くから林業で栄え、山に囲まれた奥深い場所にあるエリアだが、紀南の玄関口「田辺市」・温泉と海の一大観光地「白浜町」・ゴルフやキャンプなどのアクティビティが充実している「有田川町」・弘法大師・空海が開いた聖地「高野山」などどこに行くにも1時間程度で行ける立地である。
龍神地域は端から端まで60kmほどあり、移動に1時間以上かかるほど広い。田辺市の25%を占める広さで、人口は3,000人ほどだが、小学校や保育園は3つずつある。どこも少人数で子供達が兄弟のように育つ。
市街地に出るまで1時間ほどかかることから、生活に必要なものは龍神地域内でまかなうことができる。山深い地域でありながら、カフェなどのお店も充実しており、それが魅力の一つでもある。
アーティストが暮らす地域
龍神は春夏秋冬の美しい自然が豊かな場所。それに魅せられて暮らすアーティスト・作家も多い。
アーティストの移住を促進した一つの事業が、田辺市の「アトリエ龍神の家住宅事業」。
現在2つの所在地に合計9棟のアトリエ付き木造住宅が建設されており、実際に様々な芸術家、工芸家などが暮らしている。
田辺市アトリエ龍神の家住宅事業の概要
田辺市・白浜町・有田川町・高野山へのアクセスが便利なことから、活動は龍神で行い、販売は近隣の町で行うというスタイルが成り立つことが芸術・工芸を行うアーティストにとっての好立地であることが言える。
また龍神地域は、日本三大美人の湯と言われる龍神温泉や、紀州の屋根・護摩壇山という観光資源を有し、アーティストや作家が集まることでできたカフェや店舗、体験コンテンツが充実しているため、地域の人も訪れる。道の駅やアトリエ龍神の家などでイベントが開催されることも多く、芸術・工芸・食品などを扱う人たちが数多く出展する。
JR新大阪駅から特急くろしおでJR紀伊田辺駅へ。 JR紀伊田辺駅からは龍神バス約1時間20分で到着。
難波から南海高野線で1時間37分で極楽橋へ。極楽橋からは高野山ケーブル12分で高野山へ。南海りんかんバスで護摩壇山、龍神バスに乗り継ぎ、約1時間40分で龍神温泉へ。
JR和歌山駅からJR和歌山線59分でJR橋本駅へ。南海高野線 極楽橋からは高野山ケーブル12分で高野山へ。南海りんかんバスで護摩壇山、龍神バスに乗り継ぎ、約1時間40分で龍神温泉へ。
関西国際空港からJR関西国際空港線、日根野駅乗換えで特急列車にて約1時間30分でJR紀伊田辺駅到着。JR紀伊田辺駅から龍神バスにて、約1時間20分で龍神温泉へ。
大阪方面から阪和道 有田ICから70km 名古屋方面から奈良・橋本・高野山経由で250km 約5時間10分 伊勢方面から本宮・中辺路経由で228km 約4時間30分 田辺市街から国道425号経由 約1時間15分 白浜町から国道311号・国道425号経由 約1時間15分
感性を引き出し、創作するよろこびを!