「この地域で里親制度をもっと知ってもらうためには?」紀南Knit!#21開催しました。

紀南Knit!

「この地域で里親制度をもっと知ってもらうためには?」紀南Knit!#21開催しました。

「里親」と聞いてみなさんはどんなことをイメージしますか?言葉を知っていても、身近に感じることはあまりないという人が多いように感じます。犬や猫を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
今回のゲストは里親支援センターほっとのセンター長である川口則光さん。色々な事情により実親と暮らせない子どもを養育する里親を支援したり、里親を増やしたり地域の方々に里親を知ってもらうための啓発を行っています。

和歌山県には施設などで暮らしている子どもたちは約400人。家庭で生活する体験を子どもたちにして欲しい。そんな思いから紀南地域で里親制度の啓発活動をしているほっとさん。「小学校一校区に一家庭の里親さんがいる」が目標のひとつだそう。地域の人にもっと「里親制度」を知ってもらうためにはどのようにすればいいか、みんなで考えてみました。

里親ってどんなイメージ?

参加者に里親のイメージを聞いてみました。
「経済的に余裕がある人がしてそう」「里親と養子はどう違うの?」「子どもを引き取って一緒に暮らすのかな」「子どもの人生に関わるので責任重大。なかなか決断できない」「今の生活がいっぱいいっぱいなので、もう一人育てる経済的な余裕がない」「子どもが怪我とか病気とかしたらどうするの?誰が責任を取るの?」「言葉は知ってるけど深く考えたことが無いからわからない」
大きく分けると
・社会課題に関心が高いセレブがなるもの、といったイメージ
・制度をよく知らないし、子どもを責任を持って育てるのが不安
・経済的な負担が心配
・身近にいないので関心がない
言葉は知ってても、制度を理解している人はほとんどいませんでした。知らないことで不安なことが多い印象です。

里親制度ってどんなもの?

里親制度とは親の虐待や病気など色々な事情により、自分の家庭で暮らすことができない子どもたちを、里親の家庭で育ててもらう制度です。

里親の種類は様々。養子縁組によって戸籍上にも親子になる「養子縁組里親」だけではなく、18歳で自立するまで迎え入れる「養育里親」や週末や学校の長期休暇などを利用して暮らす「週末里親」などがあり、里親を必要とする子どもの年齢は乳幼児から高校生まで幅広いです。

私は里親は迎え入れた子どもと、ずっと一緒に住むものだと思っていたので、ハードルが高いと感じていましたが、週末里親のような制度だとかなりハードルが下がった気がします。
里親に登録するまでには実習がある「里親認定研修」を受けるので、必要な知識や準備が学べます。養育中には里親支援センターや児童相談所の職員の定期的な訪問があり、養育に関する不安や疑問などをサポートしてくれるそう。
また必要な養育費のサポートもあるので、経済的な負担はほとんど無いとのことです。

どんな広報活動をすればもっと知ってもらえる?

制度の内容を知っていくと、最初に聞いたイメージや不安などはかなり軽減されるように感じます。そんな制度をもっとこの地域の人に知ってもらうには、どのような活動をすれば効果的なのでしょう。

若い人と年配の人とのアプローチは違う方がいいというのは参加者全員が同意見でした。年配の方はチラシや広報誌の方を目にすることが多く、信用度も高い。若い方はSNSのショート動画や広告などの方が効果的です。

特に若い時から里親という言葉を知っているだけでも将来、必要な時に思い出すきっかけになります。学校などで里親さんの生の声を聞くなどすると、里親に登録することだけではなく、自分が病気などの理由で子どもを育てられない状況になった時に、安心して里親制度を利用することができるのではないか。預ける側も迎え入れる側も、まわりの人も自然と受け入れられる社会ができてくるのではないか、という意見が出ました。

その他に、マッチングアプリのような仕組みを作ってはどうかという意見も。どのような人が里親で、どのような子どもが里親を必要としているのか、もっと効率的に出会える仕組みです。

本日のおやつ

今回のおやつは山形県にあるお漬物屋さん、三奥屋のたくあんチョコレート。薄切り大根の砂糖漬けにチョコレートをコーティング。大根のほのかな苦味とチョコレートの甘さが不思議とマッチした、大人なスイーツです。コーヒーと一緒に。今回のイベントに合わせてほっとさんのスタッフの方が選んでくれました。

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    5 19 2023

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