関わって共通点を見つけていきたい-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和6年2月1日発行第14号

学校教育を考える

関わって共通点を見つけていきたい-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和6年2月1日発行第14号

 関わって共通点を見つけていきたい

 できないと決めたのは自分

一月二十五日、一、二年生で「見方・考え方」の授業を、TETAUの山本さん、高垣工務店の石山さんにしていただきました。 最初は、「縄抜けワーク」です。自分の手首同士を縄でつなぐとき、2人ペアで交錯させ、離れられない状態をつくります。スタートの合図と同時に、なんとか二人が離れようと、体をよじって頑張るのですが、なかなかできません。最後まで挑戦するペアもあったのですが、途中から、「これって、できないのに挑戦しているのでは?」と疑問を持ち、諦めてしまうペアも出てきます。そして、時間終了。だれもできませんでした。さあ、このワーク、答えはあるのでしょうか? 山本さん、石山さんのペアは一瞬で、縄抜けを披露します。生徒達の驚き、実際に縄抜けしてみた感動が、伝わってきました。そう、できないと決めていた自分の存在に気がついた瞬間でした。

ポジティブ変換

「ピンク(ポジティブ)なことを言おうと思いました。そうすると、自分も明るくなれるし、それを聞いた周りの人も明るくなれると思います。」 「自分で言った言葉が自分に返ってくるんだなと知って、言葉には気をつけないといけないなと思いました。」「お殿様ゲーム」を体験した生徒の気づきです。
「殿様殿様たいへんです」と、マイナスなことを聞いた殿様は、「それはいいことじゃ」と、プラスに変換していきます。
「太陽が見えなくなりました」に「それはよい、月がよく見える!」と答えた生徒。うまい!
物事の見方・考え方は、実は、自分で決めている。だからこそ、自分でプラスにも、マイナスにも変換することができるという話です。

対話のフォークダンス

一年生では、対話のフォークダンスもありました。「最近はまっていること」や「名前の由来」などのお題で対話します。
「普段話さない人とも話ができて楽しかった。」「すぐに思いつかないことや、普段あまり話さないことを話すことができました。」
そして、「話が合わないから関わらないのではなく、合わないからこそ、関わって共通点を見つけていきたい。」すごい感想です。
関わって共通点を見つけることで、つながりができ、仲間として、一緒に学んだり、励まし合うことができるのだと思います。
人と人との間には、幸せも、悩みも生まれてきます。それが人間です。その悩みを幸せに変える「見方・考え方」を学ぶ、いい機会になりました。山本さん、石山さん、ありがとうございました。

4月6,7日 白浜商工祭出店決定

4月6、7日に行われる白浜商工祭で、本校1,2年生の有志が、白浜商工会青年部の方と一緒に、出店することとなりました。青年部の方の伴走いただきながら、ゼロからの立ち上げです。楽しみ!

生徒の活動いろいろ

2月11日 ジュニア駅伝走ります! 

県アンサンブルコンテスト 

1月14日に和歌山城ホールで、和歌山県アンサンブルコンクールがありました。田中志歩さん、小川愛生さん、小山琴音さん、嵯峨瑚々葉さんが出場し、木管四重奏「スタートライン」を演奏しました。堂々と、美しい音楽を奏でてくれました!