感謝を伝えたい人は？-浜木綿（白浜中学校学校だより）令和5年11月1日発行第9号

感謝を伝えたい人は？

対話のフォークダンス

「みなさんが今はまっているものは何ですか？」
十月十二日の三年生の参観授業では、生徒と保護者、職員とで、「対話のフォークダンス」というワークショップが行われました。本校の卒業生である石山登啓さん、山本賢さんの進行で、相手を順番にかえながら対話を楽しみました。
対話のお題が変わるにつれて、伝える内容がだんだん深くなります。話す側は、五感をはたらかせながら、シーンを語り、聴く側は、真剣に聴き入ります。
何が見えているのだろう？何を感じているのだろう？
不思議と、相手の視点で聴いています。それぞれの違いを、心地よく感じるのは、相手を受け入れている証拠です。そういう場を、石山さん、山本さんがつくってくださりました。
最後は、「感謝を伝えたい人は？」という問いです。日頃はなかなか言えないことも、この場だと安心して口にすることができました。保護者への感謝。生徒への感謝、先生への感謝。最後には、体育館が感動の渦に包まれました。
「ありがとう」と言葉にすることで、寄り添ったり、受け止めたりすることができました。これが、
「対話のフォークダンス」

幸せなせな修学旅行

そして、三年生は十月二十五日から二十七日までの三日間、東京への修学旅行へ行ってきました。
行きの飛行機では、客室乗務員の方に、「元気に挨拶をする、素晴らしい学校ですね」と、いきなり褒められました。どの場面でも挨拶とお礼の言葉にあふれる白中生は誇らしかったです。２日間お世話になったホテルを出る際に、素敵なメッセージを残す生徒が多くいました。ホテルの方に宛てたものですが、それを見た私たち教員も幸せな気持ちになりました。言葉で伝えることの大切さを、生徒に教えてもらいました。

夢中になった修学旅行

「劇団四季の『アナと雪の女王」』生の歌声、踊り、演出、生演奏など、本物の圧倒的な迫力に、感動した。」
「ディズニーランドやいろいろなところで、仲間と楽しい時間を過ごすことができた。」という生徒の感想からもわかるとおり、劇団四季、すみだ水族館、東京スカイツリー、チームラボプラネッツ東京、東京ディズニーランド、浅草、国立競技場、日本オリンピックミュージアム、お台場、フジテレビなどの旅程でも、感じたこと・発見したことがたくさんあったと思います。夢中になった修学旅行。この仲間との経験は宝です。
素晴らしい旅行になったこと、保護者はじめ、皆様に感謝いたします。