「自ら考え、お互いを認め合い、社会と関わろうとする生徒の育成」-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和6年5月1日発行第2号

学校教育を考える

「自ら考え、お互いを認め合い、社会と関わろうとする生徒の育成」-浜木綿(白浜中学校学校だより)令和6年5月1日発行第2号

「自ら考え、お互いを認め合い、社会と関わろうとする生徒の育成」

行きたくなる学校とは?

先日全校集会で、「行きたくなる学校とは?」という問いを、一,二,三年生、教職員が混ざったグループで対話しました。「安全・安心」「自分の居場所がある」「やりたいことができる」「認めてくれる」「楽しい」、たくさん出てきます。生徒も、教職員も願いは同じです

学校教育目標

その願いを大事にしながら、本校の目標を実現していきたいと思っています。本校学校教育目標は、「自ら考え、お互いを認め合い、社会と関わろうとする生徒の育成」です。
自分を知り、自分を他の人に知ってもらい、自分を表現し、自分のやりたいことを実現する。
自分と他者とは違うからこそ、お互いの立場に立って考え、何を大事にするかを合意形成する。
持続可能な社会を目指し、自分自身が当事者として関わる。
これらが目標です。

方向の転換が必要

そのためには、➀画一的な教育から、「個を軸とした学び方」への転換➁「実際の社会とつながる授業内容を軸とした学び方」への転換 ➂課題解決力を身につけるための「探究型を軸とした学び方」への転換などが必要です。

中学校で学ぶこと

生徒が生き生きと学ぶ姿が白浜中学校にはあります。しかし、思い通りにならないこともきっとあるのではないでしょうか。時に、叱られ、止められ、諫められることもあります。これらのことは、社会、集団の中で育つために必要な経験です。学校でも、家庭でも、地域でもこういった視点を大事にしていきたいです。
今年度も、生徒、保護者、地域、教職員みんなで、学校づくりをしていきます。皆様、よろしくお願いいたします。 (学校長)

各学年・学校 取組の様子

【3年生】オーストラリアマランダ高校との交流。

高校生のプレゼンに続き、いくつかのグループに分かれ、自己紹介など対話を行いました。今後、オンライン授業交流も始まります。

【2年生】総合的な学びが始まりました。

ご当地カプセルトイ「白浜ガチャ」総合プロデュースを本校2年生が担当します。産学官のプロジェクト。この先が楽しみです。
取組の様子 https://note.com/smsp2023/n/n0b54cc286e68

【1年生】道徳「いじめ」の定義をつくろう 

1年生の授業では、自分と他者との「いじめ」認識が違うこと、絶対に許されない行為があることを学びました。 

【全学年】全校道徳 

それぞれの違うところ、同じところに注目し、人権について考えました。「『話が合うから話すんじゃなく、話が合わないからこそ共通するところを探す』ということが大切なんだと思った。」「みんな違うところとか同じところがあるから、みんな違っていいと思った。」という感想も書いてくれました。 

【地域】第1回白浜中学校コミュニティスクール会議開催 

学校運営協議会制度・地域学校協働活動の一体化を目指した、 白浜中学校コミュニティスクールの第1回会議が行われました。 
生徒の思い、地域の思いが一つになって、豊かな学校教育が進めばいいなと思います。ご参加していただいた皆様、有り難うございました。 

図書ボランティア

今年も10名のボランティアの方にお世話になります。よろしくお願いいたします!地域の素敵な活動ありがたいです。 

前期生徒会役員

会長 谷 弘明 
副会長 小川愛生・小森寛太 
書記 河畑悦娜・谷口陽向 
会計 池田 華