ご支援ありがとうございます 5月8日で開所1周年となりました – 通信のこのこ令和6年5月号(第2号)

みんなにおたよりプロジェクト

 ご支援ありがとうございます 5月8日で開所1周年となりました – 通信のこのこ令和6年5月号(第2号)

センター長あいさつ(藤藪庸一)

4月は、児童家庭支援センターの全国協議会の説明会、近畿地区総会への出席が続きました。また、各機関への新年度の挨拶にも行かせていただきました。新年度特有の忙しさの中でも、4月中の相談支援の件数は130を優に超えました。徐々に認知され、次第に信頼されてきた証拠だと喜んでいます。
説明会や総会への参加は、全国や近畿圏の児童家庭支援センターの実情を知る機会となり有意義でした。充実した働きをしている各地のセンターの特色として、児童家庭にかかわる様々な複合的な福祉事業を行っているところが多いということを実感しました。
私たちも4月の移転で、明誠高校和歌山白浜SHIPの教室が併設されました。センター事業の、のこのこ広場・のこのこ食堂・のこのこルームと合わせて、乳幼児から小・中・高校生のみなさん、親御さんやご家族、先生方、地域のボランティアのみなさんがおこしになる場所として機能し始めています。多種多様な人が集うと難しさも当然出てくると思いますが、豊かなコミュニティとして存在感が高まる可能性が大きく広がってきます。
ひとつひとつの事業と利用してくれる方々をどう結び付け、連携させていくか・・・。行政・関係機関・団体との協働で、不登校・引きこもり・虐待やいじめの問題に、複合的に関わっていける体制をどのように構築していくか・・・。民間ならではの発想で今後も持続的に取り組めていければ思います。

少しずつサポートが充実しています

5月8日で白浜町青少年センターで開所して1周年を迎えることができました。開所時に、センターは、今までに当地方にはなかった新たなタイプの支援の実現に努めることをお約束しました。

一つはさまざまな人々や団体のネットワーク作りにより、地域における児童家庭への支援がつながる(連携する)一助となること。もう一つは、福祉、精神保健、教育等の地域における専門機関による児童家庭への支援を互いに協力して実施すること(協働する)の一助となること。この2つを目指して活動してきました。1年を経て少しずつですがサポートが充実しています。
サポートを充実させるためのセンターの特色として専門職の配置があります。心理の専門職としての臨床心理士、ソーシャルワーク・福祉の専門職としての精神保健福祉士・社会福祉士、保育・教育の専門職としての元保育士・元教員によるスタッフでサポートチームを組織しています。

センターが取り組んでいる事業を紹介します

のこ のこ 相談

センターの主要事業です。困りごとや悩み事に関して、来所していただいての相談とこちらからの訪問による相談があります。本人・家族・関係機関のどなたの相談にも応じます。心理にかかわる相談や福祉や家庭にかかわる相談、教育にかかわる相談、それらをミックスさせての相談と、状況に応じて専門職が相談をお受けします。

のこ のこ 広場

親子広場・親子 リトミック・のこのこ食堂

主に未就園の親子のみなさんが対象で、お子様・保護者様にコミュニケーションの場を提供しています。本号2頁目以降で詳しく説明しています。

のこのこ ルーム

登校が難しい児童生徒の方々の居場所や学習支援の場としてセンターを活用してもらいます。

健診への 訪問

いくつかの市町村の乳幼児健診に出席させていただいての相談ブースを開設しています。

児相・市町村・各種団体・学校 との連携協働

児童相談所や市町村、紀南地域の児童養護に関わる各種団体、学校等との連携協働をすすめています。ケース会議に参加させてもらったり、支援にかかわるチームのメンバーとしても動かせてもらったりしています。

講演等の 企画開催

昨年度は、イノベーションスプリングス(クオリティソフト)様や白浜町社会福祉協議会様との共同開催で、児童や子育てにかかわる講演会、相談会、ワークショップを企画しました。

講師派遣

市町村や学校、各種団体のみなさまから依頼されて、児童・家庭・福祉・教育・コミュニティにかかわる講師をセンターから派遣します。

“のこのこ”のホームページやリーフレットを一新しました

新しいHPをご覧ください

https://nokonoko-kumanokko.com

のこのこ広場がリニューアルします

本年度になり、「のこのこ広場」の内容を以下の3つに分けてリニューアルしました。
①親子広場
➁親子リトミック
③のこのこ食堂
親子広場は月に2回、自由遊びや紙芝居などを行います。
親子リトミックは、月に1回実施します。音楽に合わせて手足や体全体を動かす活動や楽器を鳴らすなど、子どもたちの感性や運動能力を育む音楽教育法です。
のこのこ食堂は月に1回実施します。
ゆったりとした環境の中で、子どもたちを遊ばせながら、保護者の方たちもおしゃべりをしながらのリラックスタイムを楽しみませんか。
詳しくはこの通信の4ページ目からをご覧ください。また、HPからも情報を得ることができます。
お越しくださることをお待ちしています。

アドベンチャーワールド様より たまねぎ千個いただきました

センターの本部団体である「NPO白浜レスキューネットワーク」に「アドベンチャーワールド(AW)」様から、5月2日、園内で収穫したタマネギ約千個(約300キロ)を寄贈していただきました。AW様では、飼育している動物のふんなどから堆肥をつくって、園内の畑で野菜を試験的に栽培しているそうです。
今回収穫されたうちの約千個を社会貢献活動の一環として、レスキューネットワークにわざわざ届けてくれました。頂戴したたまねぎは、施設の利用者やのこのこの子ども食堂で活用するとともに、近隣の子ども食堂や福祉団体にもお声をかけさせていただきお配りしました。
各団体様からは、ぜひAW様にお礼の気持ちをお伝えくださいとお願いされました。
新鮮でおいしいたまねぎ、本当にありがとうございました。

新しいリーフレットです HPからもご覧になれます

ママと子ども(赤ちゃん)のほっとスペース のこのこ子ども(赤ちゃん)食堂

開催日(毎月第3月曜日)

令和6年5月20日(月)11時~12時ごろ

※今回からこども食堂のみ開催となります。

※利用料:大人の方のみ100円

開催場所

白浜バプテストキリスト教会
白浜町3137-9 ※駐車場は白浜はまゆう病院様の駐車場になります。

子育ての悩みや離乳食の悩み相談もできます。
みんなで楽しくおしゃべりしながらリフレッシュできる時間を過ごしませんか。

ご予約はこちらから

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdU5viaeXWrJgvLn3IuvgLpF7mKBNu64VHCTYOTUZCT_LIkrg/closedform

くまのっ子児童家庭支援センターのこのこ

和歌山県西牟婁郡白浜町中1700-2 クオリティソフト株式会社 東館2階
TEL/FAX 0739-45-8818
E-mail nokonokojikasen@gmail.com
Instagram https://www.instagram.com/jikasennokonoko/?igsh=bWduOHN0dXIyOXA5