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紀南Good

わたしと同じく、ちょっと無理して走ってるママにぜひ知ってもらいたい。「子供を預ける」って実はいいこと。<きっずぱーく座談会>

Update 2020年8月19日

スーパーの駐車場で泣きそうになった思い出

日常の買い物を済ませたスーパーの駐車場。
息子をだきながら、大量の荷物をカートに乗せる買い物は、毎回大変な思いをしていました。
その日も、必死に歩いていると、そこに母に似た年代の女性がやってきて、
サッと私のカートや荷物を持ってくれて車に運んでくれたんです。

驚いて「ありがとうございます!」と言うと、
「いいのよ。私も大変だったの。だから大変なのがわかるから。無理しないでがんばって!」
とふわりと去って行きました。

思いをわかってもらえて、手を貸してくださったことに、わたしは駐車場でひとり、泣きそうになりました。

それまで「しんどい、辛い」と、目の前しか見えていませんでしたが、私は「いつかこの時期は終わるんだ。私もあんな人になろう!」と強く思いました。

今では息子も保育園に通い出し、ずいぶんと落ち着きました。
ですが、私は息子が赤ちゃんの頃のことをあまりよく覚えていません。その頃の記憶と言えば「辛かった、苦しかった」ばかりで、赤ちゃんの可愛らしい笑顔とか幸せな気持ちとかを思い出せないんです。

もちろん我が子は可愛い。遅くに授かったこともあり大切に育ててきたつもりですが、なにしろワンオペ育児、慣れない子育てに必死すぎて余裕がありませんでした。

「利用しておけばよかった。新鮮な気持ちで子供と向き合えたかも」と思えた座談会。

きっずぱーく座談会の様子
ゲストリビングMu南紀白浜の一室をお借りして行った座談会。利用しているママ、利用していないママの両方が集まって、座談会を開催しました。

息子が保育園児となり少し落ち着いた今。何かしたいと思っていた私に、きっずぱーくさんの座談会に参加する機会が訪れました。ママたちの生の声をサービスに生かしたいと座談会が開催されたんです。

きっずぱーくさんは、田辺市・みなべ町・上富田町・白浜町・すさみ町のファミリーサポートという「お子さんのお預かり」を行っています。

実はワンオペ育児で戦っていた頃も、きっずぱーくさんの名前を知っていました。でも、なんとなく不安で勇気を出して申し込むことができませんでした。

今回、座談会で利用ママのお話を聞いて「ああ、利用しておけばよかった。あのころ30分でも誰かに息子を委ねられたら、息子を新鮮な気持ちでまっすぐに可愛いと思えたんじゃないか」と、痛切に後悔さえしました。

子どもと道草、という預ける価値。

走る子供

忙しい毎日。子どものことは大事だと思っていても、
早く帰ってご飯をつくらなきゃ。早く買い物を済ませなきゃ。
いつもそんなふうに思っていて、「早くしなさい!」と急かしてしまいます。

座談会で利用者のママから、
「親だとほんの数分で終えてしまう散歩道、仕事や家事に追われていると早くしなさいと急かしてしまう。ところが、きっずぱーくさんにお任せすると、雑草を摘み虫を観察するなど、子どものペースで寄り道してくれる。」
と聞きました。

子どもを預けるのはなんだか不安、、、という気持ちばかりで、預けた時の価値なんて考えたこともありませんでした。預けるというのは「自分の時間を確保する」というためだけではないんですね。
子どもたちにとっても大切な時間を生み出してくれると言うことに、初めて気がつきました。

自分で残すより間違いなく詳しい成長の記録!

行動記録

子どもが生まれたばかりの時、ミルクの時間におむつの時間、病院に言われるがままに記録していました。でもそれもほんのわずかな期間のこと。はじめてのことで必死な毎日を送るのがやっとで、きちんと記録に残すこともままなりませんでした。

きっずぱーくを使用しているお母さんが、「行動記録を保存して成長の記録にしてるんだ」と教えてくれました。

行動記録とは、子どもをあずかってくれるサポート会員さんが、預かり時に記録してくれる用紙のこと。「何時におにぎりをいくつ食べた」「いつどんなウンチをした」と詳細に記してくれるそうです。

仕事が忙しかったそのママは、ほぼ毎日利用していた3年間分の行動記録を保存。自分が見てあげられない時間の子どもの成長の思い出になっているから、折に触れ見返してると聞いて、なんだかうらやましくなりました。

必死になって覚えていない息子が小さなころの記録。もし預けていたら、もっと鮮明に記録を残せたと思うと、預けると言う選択肢はありだったんだな、、、と感じます。

表面上は、事務的な書類。でもそこには子どもの記録やサポートさんの愛情がいっぱい詰まっているんですね。

誤解していた!!子どもを預けるっていいんじゃない?

きっずぱーくさんのお預かりサービス
こどもとちょうど良い距離を知っているサポートさん。ベテランさんともなるとごくごく自然に子どもたちの世界の中に入って行かれます。

お話を聞けば聞くほど、なぜ利用しなかったんだろう、と思う私。完全に誤解していた、視野が狭かったな、と今なら分かります。

「子どものことは自分で見るのが当たり前」。
自分もそう思ってるし、他人にもそう思われているんじゃないかと思っています。

子どもを産む前は子育てがこんなに大変だってことを知らなかったし、ママというのは普通に誰でも簡単に子どもを見ていられる生き物、くらいに思っていました。

自分にとって良い時間を作るだけじゃなく、子どもにとっても良い時間を作るため。
親だけでは煮詰まってしまいがちな子育ても、誰かにちょっと頼って委ねることができれば、程よい風が通りまた歩き出せるのではないでしょうか。

自分の育児が一番大変な時期は終わったけれど、これからは頑張って走っている、無理して笑っているママたちを応援したいと思います。あの時のスーパーで助けてくれた女性のように。

子どもは社会みんなで育てるもの。一気にはそんな理想どおりの世界にならないかもしれないけれど、まずは「子育ては人を頼ってもいいし、頼ることはむしろ子どもにもいい」ということを伝えていければ、と思います。

詳細・お申し込み・お問い合わせについては、
かわいいイラストが印象的なきっずぱーく公式サイトをご確認ください!

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