民宿わかたけ

温泉、食、日本酒そしてアートを満喫できる宿

民宿わかたけ みんしゅくわかたけ

電話番号
0735-52-0155
駐車場
有り(フロントにて要問い合わせ)

那智勝浦町にある民宿わかたけは、新鮮な地元の魚介類を中心にしたお料理と日本酒、そして館内のアート作品が楽しめる温泉宿です。

エントランス正面の踊り場ではアーティストの平田聡(ひらたさとし)さんによるゴンドウくじらの壁画がお出迎え。

「小さな民宿なので、料理には力を入れています」と語るのは、三代目店主の花井清州(はないせいしゅう)さん。自らが料理の腕を振るいます。

那智勝浦名物のマグロを中心に、ここでしか味わえない料理が盛り沢山です。
左上はマグロの胃袋、真ん中が鯨のてっぱ(手羽)、右上はクジラの臓物。那智勝浦ならではの味が並びます。
大広間にはずらりと日本酒が並びます。
唎酒師でもある花井さんがお客さんの好みに合わせ、おすすめの日本酒を提供します。
客室はどこも明るい雰囲気です。
加水していない自家水源の温泉に入った後は、いつまでも体がポカポカだとお客様に好評。
備え付けのアメニティは、環境とお肌に優しいものを揃えています。

民宿わかたけも他の宿泊施設の例に漏れず、コロナ禍に入ってからは客足がぐんと減りました。しかし、この機会を花井さんは無駄にせず、以前から取り組みたかったというコンセプト「アートな民宿」としての側面を充実させる好機ととらえています。

2022年春には壁画が2作品増える予定なのだとか。

新宮市出身のアーティスト、寺村正幸(てらむらまさゆき)さんによる作品「熊野曼荼羅」には熊野エリアの魅力が盛りに盛り込まれています。上部に描かれた風神と雷神の下に、新たな絵が加わる予定です。

東京から若い女性アーティストがわかたけを訪れ、作品を制作する予定もあります。

駅前の好立地に建つ民宿わかたけ。1階のスペースはカフェやイベントスペースとして開放していた時期もあります。2021年現在1階スペースの営業は休止中ですが、今後新たな形態でオープンする予定です。

1階の元イベントスペース入り口には、那智の滝と龍を描いた平田聡さんによる壁画があります。

温泉、食、日本酒そしてアートを満喫できる宿、民宿わかたけの今後の展開に期待が膨らみます。