家で働きたいけど不安…に答えます!自営型テレワーカーQ&A!

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家で働きたいけど不安…に答えます!自営型テレワーカーQ&A!

家で働けるって魅力的!テレワークに興味がある!だけど、一歩踏み出せない。本当に稼げるの?私もはじめられるの?そんな不安や疑問を持っている方、ぜひ読んでください。

テレワークをちょっと先にはじめた先輩テレワーカーさんとのトークセッションをお届けします。

テレワークをはじめたきっかけを教えて!

何事もエイッとはじめるのにはパワーが必要ですよね。先輩ワーカーたちはどんなきっかけでテレワークの世界に飛び込んだのか、教えていただきましょう。

愛媛県松山市在住の50歳です。2009年、松山市の一人暮らし家庭のための在宅就業支援事業に応募したのが、テレワークをはじめたきっかけです。

兵庫県三木市に住んでいます。子供たちが大きくなり時間が出来たので、何かしたいと思って見つけたのが在宅の仕事、すなわちテレワークでした。

私は、元々大阪の出版社で雑誌の記事を作る仕事をしていました。激務で夜も帰れない日が続き体調を崩してしまいました。

好きな仕事を続けたかったので、会社を辞めてフリーランスとして今まで会社でやっていた仕事を引き受けました。それでも仕事量をあまり減らせず、大阪から故郷の和歌山に戻り本格的にテレワークをはじめました。

小さい頃からずっと、大好きな漫画やイラストでご飯を食べていきたいと思っていましたが、叶わず会社員をしていました。

最近、母の認知症がひどくなってきたので、介護しながら在宅でできる仕事はないかと模索していました。ちょうどそんな時に開催された田辺市のテレワークフェアに参加したことで、在宅でも仕事ができることを知りました。

和歌山県南部にある中辺路町という山村に住んでいます。山の中で暮らしながらできる仕事がないかとテレワークに興味を持ち始めました。

私にはテレワークをはじめたきっかけになる友人が二人います。一人はテレワークを教えてくれた友人、もう一人は車椅子で生活している友人です。

車椅子で生活している友人と一緒に田辺市テレワークフェアに参加する予定でしたが、彼女は当日参加できませんでした。彼女にテレワークフェアの内容をシェアするためにはまず自分が実際にやってみないと、と一念発起しテレワークを始めました。

私がテレワーク始めたきっかけは二つ。どうにか叶えたいとテレワークを始めました。

まず、自分自身が甲状腺の病気を患い、常に眠いという状況が続いてました。パートと家業手伝いをしていましたが、眠気により途中で意識を失ってしまうこともありました。このままではパートも続けられないので、他の仕事がないかと考えました。

もう一つは、学習障害の子供と向き合う時間を大切にするためです。たとえば、子供はペースを崩してしまうと、朝、学校に行きたくないと怒ってしまいます。私もパートの就業時間があり、ついイライラして状況を悪化させてしまいます。朝の時間が欲しいと切実に感じました。

テレワークを始めた理由は、2年程前に双極性障害という精神障害を患ったことです。
仕事を探そうとハローワークへ行きましたが、障害者用の窓口に通されてしまいました。検索できる仕事も少なく、給与も少ない仕事しかありませんでした。

自分の体調により、時間も左右されてしまうことで、外で働くことは難しいと思いました。家で一人で仕事ができないか模索するなかでクラウドワークスを知り、少しずつ始めました。

仕事をしすぎて体調を崩してしまいました。病院の待合室にあったフリーペーバーで、テレワークを知りました。

最初は仕事とテレワークを両立していましたが、体調が悪化したのをきっかけに仕事を辞めました。今は、体調と相談しながらテレワークをずっと続けていきたいと思っています。

どんなテレワークをしているの?

一口にテレワークと言っても、とてもたくさんの業種や案件があります。先輩テレワーカーさんたちのお仕事内容をチラっと教えていただきましょう。まずはベテランワーカーさんたちのお話です。

現在はテレワークにとどまらず、小さいお子さんを育てながら働きたいお母さんを支援する仕事に携わっています。もちろん副業でテレワークも続けています。

以前は、正社員の仕事をしながら副業でテレワークしていました。正社員を2年前に退職してからはテレワークが本業になりました。

さらに現在は、兵庫県三木市で在宅で仕事をしたい人とチームを作り、ディレクション業務に従事しています。

雑誌関連の仕事は取材などが多く体調管理が大変でした。家にずっといられる仕事を増やしたいと思い、約5年前からクラウドソーシングサイトでのライティングを受注し始めました。

さすがベテランワーカーさん!チームのディレクションなど、自分だけではなくお母さんたちをサポートする立場で活躍されていて素晴らしいですね。では今度はちょっと先輩ワーカーさんに聞いてみたいと思います。

田辺市のテレワーク養成研修を受けて少しずつ仕事ができるようになってきました。現在は会社に勤めながら、クラウドソーシングサイトで少しずつイラストや漫画、デザインの仕事をしています。

今は、会社員9:テレワーク1の比率ですが、逆転させてテレワークのボリュームを増やせるよう頑張っていきたいと思っています。

一年半前からクラウドワークスでの仕事を少しずつ始めました。私は、45歳で子供がおらず義母の介護も一段落したので、今ちょうど時間を自由に使えます。

ライフワークであり仕事でもある畑や裁縫を続けながら、テレワークにトライしています。

今は、単発のライティングと 商品を紹介して報酬を貰うというSEO を意識したライティングの仕事をしています。

最初はスキルがありませんでしたが、勉強して人との関わり方も覚え、一年経った今では、外で働く人と同じぐらい仕事ができるようになりました。

今はウェブデザインの仕事を中心にしています。その他にもクライアントさんから依頼される仕事内容から少しずつ自分のできることを増やしている最中です。

テレワークで仕事を得るためにクラウドソーシングサイトに登録したものの、最初は使い方さえ分かりませんでした。

そんな折、新聞に載っていた和歌山県テレワークフェアの広告を目にし、参加しました。パソコンを使ったことがなく、初めはつまずいてばかりでしたが、一つずつできるようになりました。今はデザインの勉強をしています。

テレワークをはじめるのに何か買わなきゃダメ?

やっぱりパソコンは必要?お金を稼ぎたくてテレワークをはじめるのに最初から投資する必要があるのかな?先輩ワーカーたちに、テレワークをはじめて購入したモノを教えていただきましょう。

Adobeソフトだけは持っていましたが、クラウドソーシングサイトを見て漫画の需要があることを知りました。

そこで、漫画・アニメーション製作用ソフトであるCLIP STUDIOを最近購入。描いて学びながら使い始めたところです。

テレワーク中は全然動かないのが私にとってのデメリット。体力作りも一緒に出来たらいいなと考え、座るだけで体幹が鍛えられるという椅子を買いました。

パソコンさえあればテレワークを始められます。パソコンがなくても、タブレットやスマートフォンでできる仕事にトライしてみて、やれそうと思ってからパソコンを購入してもいいと思います。

最初からパソコンをスイスイ操作できた?不安はなかった?

商業科の高校出身でExcelやWordなどの知識があり、以前の仕事でもパソコンを使っていたのでそれほど不安はありませんでした。

ただ、Google ドキュメントといった耳慣れない言葉がたくさんあり、かなり戸惑いました。知らない言葉はメモを取りながら使ううちに慣れていきました。

最初テレワークをはじめた時は、まったくパソコンを使えませんでした。分からないことは自分で調べたり人に聞きつつ、仕事をしながら覚えていきました。

テレワークをはじめてから勉強したことってある?

インターネットで検索しながら新しいソフトの使い方を勉強しています。また、クラウドソーシングサイトの操作方法はそのサイトごとに違うので、使いながら覚えていきました。

案件によって、勉強しなければいけないことがたくさんあります。今は、絶滅した動物や絶滅危惧種のイラストを描いています。動物の種類が多くインターネットで検索して写真などを資料にしています。

クラウドソーシングサイトでの応募のコツ、応募文の書き方など勉強しました。そのあと、個人事業主として必要な源泉徴収税などの税金について勉強しました。

さらに、クラウドソーシングサイトを比較し案件の適正報酬額を学び、クライアントさんの選び方を独学で編み出しました。

専門学校でPhotoshopやillustratorなどAdobeソフトの使い方を学んだ経験があるのですが、使い方がかなり変わっていました。改めてウェブデザインの仕事をはじめるにあたり、インターネットで検索したり YouTube を見ながら再度勉強しました。

同じライティングでも、印刷媒体とウェブ原稿では使うツールが全然違っています。ウェブライターを始めてから、Chatworkや Google ドキュメントでの入稿を経験しました。仕事をしながら勉強して覚えていけばいいと思っています。

ネットなどを見ると似たような記事がたくさんありますが、そのなかでどこよりも分かりやすく、面白い記事を作る気持ちで取り組んでいます。

今では、クライアントさん所属のライターさんに向けた原稿の作り方講座を依頼されるようになりました。

クラウドソーシングサイトで仕事を選ぶコツは?

クラウドソーシングサイトを覗くと、驚くほどたくさんの案件が掲載されています。自分にできる仕事はあるのか?と悩む方もいらっしゃるのでは。先輩ワーカーさんがどんな仕事を選んでいるのか聞いてみましょう。

自分にできそうなジャンルから興味のある案件を開き、クライアントさんを調べるという順番で仕事を選んでいます。

そのクライアントさんで実際に仕事をされた方がいらっしゃるかどうか、評価やクライアントさんのプロフィールをしっかり読みます。プロフィールを出していないクライアントさんは、Googleで会社名を検索してその会社について調べます。

クライアントさんの企業情報をしっかり見ています。また、案件名や募集内容を最後まで読んで応募をするかを決めています。

案件の内容をよく読むことで自分が思っていた仕事内容と違っていたということを防げます。案件名や募集内容、クライアントさんの情報をチェックするのがおすすめです。

私はズバリ単価で選びます。好きな仕事を続けていくために、生活費を稼げる仕事を選んでいます。

私の場合は、医療系という専門的なジャンルの仕事を1000件程こなしてるうちに、スキルが身に付き、サイトに載ってないより単価の高い仕事のオファーやスカウトがクライアントさんから来るようになりました。

やりがいもあり、報酬もきちんともらえる、サイトに載ってない特別な仕事が舞い込むようになったので、このような仕事の選び方もいいと思っています。

クライアントさんにいいものを提供したいという想いが大切なんですね。スキルアップのために、あえて難しい案件にチャレンジすることはとても大きなポイントなのかもしれません。

ちなみに、最初から医療系に詳しかったのですか。

管理栄養士の方とユニットを組んで管理栄養士監修の仕事をしていたので、栄養と健康に関する知識が身に付きました。管理栄養士の分野が得意だと売り込みをした結果、医療系の知識も広がっていきました。

ユニットを組んでいたパートナーの方の知識をお借りしながら勉強されたということで、専門性を持ってると強いですね。

クラウドソーシングサイトをチェックする頻度は?

掲載期限のあるクラウドソーシングの案件。こまめにチェックしないと見逃してしまうと思います。どのぐらいの頻度で仕事をチェックされていますか

最初は常に見ていました。「これ以上単価の低い仕事は受けない」と、自分で仕事のレベルを決めていたので、単価も内容も納得できる仕事に巡りあえるまで探し続けていました。

たとえば、午前と午後で全然違う仕事が掲載されていることも。本当にいい仕事はあっという間に他のワーカーに取られてしまうので、とくに最初のうちはこまめにチェックすることをおすすめします。

続けているうちに自然とオファーが届くようになり、安定して仕事を受注できるようになると思います。

テレワークをやっていてよかったと思う時は?

収入が途絶えないところです。数年前に病気をし一人暮らしということもあり、仕事を休むと収入がなくなるのが不安でした。自宅でもできるテレワークである程度の収入を見込めるのはとても安心です。

雇用されていて病気になると、休むか辞めるかしか選択肢がなく、社会との繋がりも絶たれてしまいます。仕事量を減らしてでも収入や社会とのつながりを持てるのは、テレワークの大きなメリットですね。

雇用されていると周りに気を遣って休暇を取りづらいのですが、テレワークなら自分で予定を立てて自由にはたらけます。

また、テレワークをしていなければ、一生出会えなかった人たちと繋がることができました。人間関係が広がって、人生が楽しくなってきたのを実感しています。

人間関係がまったくないわけではなく、自分に合った人間関係を築ける。是非これからテレワークをはじめる方にも体験してもらいたいと思います。

スケジュールを自由に組めるのが嬉しいところです。旅先にパソコンを持っていき、長期滞在しながら仕事することもあります。好きなことをしながら仕事もできるのがテレワークの魅力です。

また、コロナ禍で他の収入が激減したなか、クラウドソーシングの収入はキープできました。

自分のタイミングで気兼ねなく休みを取れ、旅先で仕事をする「ワーケーション」もできる。仕事も趣味も大事にしたい人にとって、すごく良い働き方ですね。

自営型テレワークという働き方がリスクヘッジ・保険になっていれば、安心だと思います。

正社員として働いているなか休憩時間もなかなか取れない状況で、これがずっと続くのかなと思うと、とても不安で仕方がありませんでした。退職後にどのように働くかも課題でした。

家でできるテレワークは私にとって安心材料の一つです。正社員の仕事を今すぐ辞めるわけにはいきませんが、自信をつけながらテレワークの比率を増やしていけるのがいいですね。

また、仕事や介護ですごく辛い時は、好きな仕事をしているとすごくストレスが解消されます。テレワークで好きな仕事を選べた私は、大変だけどラッキーって思っています。

何より、テレワークをしてなかったら出会えなかった人達とのご縁ができ、いろいろな話を聞けることも良かったことです。

将来の不安は皆さん持っているのではないでしょうか。副業としてテレワークを経験しておくと将来の選択肢が増え可能性も広がります。少しでも不安がなくなるのではないかと思います。

テレワークをはじめて嬉しかったのは、何より人との出会いです。取材に行ったり記事を書くために調べたり。思いがけず自分の世界が広がっていくことが、面白いです。

休みや仕事の量を自分で選びスケジュールを立てられるのが私にとってのテレワークのメリットです。自分の体調を管理しながら仕事できるのが嬉しいですね。

テレワークのよいところは、納期で焦っているところや困っているところなど、母親が働いている姿を子供に見せられることです。

子供は私の姿を間近に見ながら、働くことへの理解度が上がり、世界が広がっていると思います。そのことを友達にも伝えています。

テレワークを始める前は時給制でした。体調が悪くても収入が気になり、また人手が足りないこともあり無理して働いていました。無理するのが当たり前と思っていましたが、テレワークだと自分中心でスケジュールを組んで仕事できます。

今は、明日はこれに挑戦してみようなど自分で目標やスケジュールを組んで仕事しています。自分に優しくしながらテレワークしていきたいと思います。

自分がやりたい仕事や好きな仕事に出会えれば、たとえ仕事量が増えても息抜きになって、やりがいになるもの。好きな仕事を見つけやすく選択ができるのは、テレワークの素晴らしい仕組みだと感じます。

また、子供たちがこれから働く社会というのは、多分私たちが働いてきた社会と全然違う社会になると思います。

その下準備として、大人も子供も今のうちからテレワークという働き方に触れることは大切だと感じます。これから世の中に羽ばたいていく子供たちの考え方を柔軟にするのに、テレワークという働き方は大変効果があるのではないでしょうか。

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