未経験だった私がクラウドソーシングでデザイナーになりました。
みなさん、こんにちは!テレワークしてますか?
私はひょんなことから「在宅で働けるようになりたい!」と思うようになり、
たまたま出会ったクラウドソーシングを活用して、今では家でお仕事できるようになりました。
今日は私がクラウドソーシングで食べていけるようになるまでを書いてみたいと思います。
クラウドソーシングを始めるきっかけ
1人目の子供が生まれて1年ほどはなんとか仕事を続けることはできていました。
夫が専業主夫として、家のことや子供の面倒をみてくれていたので、待機児童問題にも悩まされることもなく、仕事に行くことができていました。そのことは幸せなことだと思っていました。
しかし、その働き方を続けるのは無理かもしれない、と感じる出来事が。それは長男の病気の発覚と、長女の出産です。長男は将来介助しなければならないかもしれず、そうなれば仕事に行く、ということは無理だろうと容易に想像できました。それに、長女が生まれ、夫が1人で子供を見ることが負担になってきていました。
そこで思い切って仕事を辞め、アテもないのに在宅での仕事を探し始めました。
クラウドソーシングとの出会い
毎日「在宅ワーク」「家 仕事」と検索窓に入力して、色々と読み漁る日々。最初に行き当たったのはポイントを貯めることのできるアンケートサイトでした。
本当にちょっとした時間でアンケートに答えることができ、また座談会に参加することができると5,000円〜10,000円くらいの報酬を得ることができます。お金のない日々には大変ありがたい仕組みでした。
しかし、それだけで食べて行くことはできません。私はポイントサイトでのアンケートを続けながら、他のものも探し始めました。そうして行き着いたのが「Shinobi ライティング」さん。私が最初に行き着いたクラウドソーシングのサービスでした。
クラウドソーシング最初の挫折
Shinobiライティングさんでは「やりたい!」と思った仕事はその場ですぐに始められ、検収されてOKであれば決まった金額を得られる仕組みです。学歴も履歴書も経験も一切必要ない、というのは未経験の私には魅力的でした。(クラウドソーシング一般では「タスク」と呼ばれる種類のお仕事です。)
私は早速、登録を済ませ、実際に仕事をしてみました。慣れないうちは大変だろうと予測していたものの、web検索で調べ、決まった文字数で書いて行く、という作業が想像以上に辛く感じました。何件かのお仕事をやった後で、すっぱりとやめました。
今思えば、webライティングのことを何も知らない段階でやめてしまっただけで、もっと続けられていれば面白さに気づいたかもしれませんが、その時は「これは自分に合わない」となんとなく感じた、という理由だけで別の仕事を探し始めました。根気がないなぁ、と自分でも思いますが、この判断のおかげで今の私があるとも言えます笑。
クラウドワークスとの出会い
ライティングを諦め、他のお仕事を探しているうちに、行き着いたのがクラウドワークスでした。クラウドワークスは様々なお仕事が掲載されている総合クラウドソーシングサイト。webにも疎かったので「クラウドソーシング」という言葉も知らず、「本当に大丈夫なのかな??」と一瞬不安がよぎりましたが、背に腹は代えられません。よくサイト内をみてみれば、ちゃんとしているし、怖いことはなさそう。
とにかくどんな仕事があるのかをざっくりみてみました。その中にあったのが「デザイン」の仕事です。もちろんデザインの仕事なんてしたことはありません。でもそれ以外にやれそうなことがありませんでした。たくさんの応募の中からクライアントが選ぶコンペ形式なら、責任も問われません。技術がなくても、良いものが作れなくても落とされるだけだ、と気楽に始めました。
とにかくコンペに応募する日々が続きました。
普通に一人分の稼ぎとして稼げるようになるまで、その間1年半。よくも毎日あれほど作ったものだと思いますが、がむしゃらにやっていました。そうして積んだ実績をもとに、「デザイナー」として名乗ることができるようになりました。
そして、今。
そして今もデザイナーとして活動しています。今はクラウドソーシングは利用せず、個人事業主としてお仕事ができるようになりました。そしてクラウドソーシングで出会ったクライアントとの縁がきっかけで、移住をし、豊かな自然の中で家族5人で暮らしています。
こうして引っ越すことができたのも、クラウドソーシング、そしてテレワークのスキルを身につけたことがきっかけです。
今はテレワークだけでなく、地域にも出て仕事をしていますが、いつ何時、家にいることを余儀なくされても、「私は家でも仕事ができる」という自信を身に付けることができました。それはとても心強く、私にさらなるチャレンジをさせてくれています。
決して楽な道ではありませんでしたが、「やってよかった、よく頑張った!」と心の底から思います。
クラウドソーシングやテレワークによって、自分が望む働き方をより多くの人に得てもらいたいと思っています。