「働き方」により大きな可能性を! 「自営型テレワーク」って??
※この記事は2018年7月20日の記事に加筆・修正したものを再投稿しています。
働くことを諦めかけた私に、一筋の希望の光。
これといった趣味もなく、仕事が割と好きでやっていた私。
これからもこの日はずっと続くのだろうと思っていたところに、訪れた「出産」というライフイベントと、「長男の病気」という衝撃。働くことを諦めた私を救ってくれたのは「自営型テレワーク」でした。
そもそもテレワークってなんだろう?
実はテレワークの歴史は意外に長く、1970年代のアメリカでエネルギーの使いすぎや交通による大気汚染を防ぐ目的で始められた試みです。ここ数年のインターネットの普及とwebサービスの充実に伴ってどんどん拡大しています。
特に2020年2月ごろからのコロナウィルス感染症拡大防止の観点で一気にテレワークが注目されるようになりましたね。
「テレ」とはギリシャ語で「遠い」を表す言葉。テレビやテレフォンの「テレ」も同じ意味です。
つまり、「遠く離れたところで仕事をする」ことをテレワークと呼びます。リモート(=離れて)ワークと呼ばれることもあります。オフィスではない、コワーキングスペースや自宅、カフェなどでインターネットを活用しながら仕事すること全般をテレワークと呼んでいます。
「自営型テレワーク」って?
テレワークは大きく分けると「雇用型」と「自営型」に分類できます。
「雇用型」は企業内の制度で行われるテレワークのこと。
それにたいして「自営型」は個人事業主としてテレワークで行う仕事の方法を指します。
(参照:厚生労働省 HOME WORKERS WEB)
自営型テレワークを行う方法としてはいくつかの方法があります。
A.自ら営業して、外注としての仕事を獲得し、テレワークで仕事を行う
B.エージェントに登録し、テレワークでの仕事を斡旋してもらう
C.クラウドソーシングを活用してテレワークを行う
私が選んだのは「C」のクラウドソーシング。
AやBはすでにスキルや経験が必要ですが、Cは初心者でも可能な働き方です。
自営型テレワークの可能性
自営型テレワーカーの魅力は、
●スキルや経験をもっていなくてもはじめられること
●日本全国どこの場所の仕事でも受けられる
●時間や場所にとらわれない
●匿名でも仕事を行える
「わたしはなんのスキルもないから」 「暮らしている地域には良い仕事がない」 「子育て中で時間がない」 「この年齢になると雇ってくれるところがない」
自営型テレワーカーは安定した働き方ではありません。選択するのに勇気はいるかもしれませんが、その分、働く上での様々な課題を解決してくれるかもしれません。
働くことを諦める必要もありません。働き方に妥協する必要もありません。
多様なライフスタイルにあった働き方が選択できる時代に既に入っています。
わたしも子育て中で自営型テレワーカーをはじめましたが、突発的に起こる子どもの熱や行事などの柔軟に合わせることができる今の働き方が気に入っています。
子ども時代の貴重な時期に子どもたちとめいっぱい一緒にいられる価値を得ることを思えば、自営型テレワークという選択は決して重いものではありませんでした。
これからの時代に必要なスキルがつまった自営型テレワークのスキル
私は、実は自営型テレワークを全ての人に学んで欲しいと考えています。
自営型テレワークでしっかりと仕事を得るためには、
●ICTのリテラシー・スキル
●オンラインでのコミュニケーションスキル
●経営者マインド
●専門スキル
の4つのスキルが必要だと考えています。
●ICTを活用しながら働く自営型テレワーカーは、進化の激しいICTツールを使いこなしていく必要があります。そのために情報を取得する方法も身に付けなければなりません。
●オンラインでのコミュニケーションは、会ってお話しするのとは違い、なぁなぁで進めることができません。文章でしっかりとやりとりをすること、伝えることをしっかりとまとめることができる技術が必要です。
●自営型テレワーカーは収入はわずかでも「個人事業主」です。自立した考え方が必要です。
●最初は簡単な仕事からはじめられますが、徐々に自分の得意な分野を作っていくことで安定して仕事していけるようになります。
こう書いてしまうととても難しく感じますが、少しずつ身につければ良いことですし、学んでからではなく、実際に仕事をしながらでないと身につきにくいことでもあります。
学校に行き、資格を取り、経験を身に付けて、というこれまでの方法から、学び方も変化してきています。
学ぶことに時間をかけるのではなく、実践的に仕事をしながら学んでいくこと。
それがこれからの学び方のスタンダードになっていきます。
自営型テレワーカーに必要なスキルは、全ての人に必要だと感じています。
学んでおいて損はありません。
自営型テレワーカーに興味を持ったら、ぜひまずは一歩、進んでみてください!