和歌山県が推進する3つのテレワークの取り組みを知ろう!
この記事は2018年10月6日に執筆した記事を2021年6月に再編集いたしました。
私たちの暮らす和歌山県。
普通に暮らしているとテレワークなんて接点のないような気がしますが、実は様々な取り組みが進んでいます。
和歌山県にはどのようなテレワークの取り組みがあるのでしょうか??
和歌山県のテレワークに関連した3つの取り組みをご紹介します!
ワーケーションを推進する中でのテレワーク
和歌山県は温泉・リゾート地の白浜町を中心に、ワーケーションを推進しています。
ワーケーションとは「Work(働く)」と「Vacation(休暇)」を合わせて作った造語。
リゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用し、環境の良い場所で、休暇や研修を兼ねて短中期的に介在して仕事を行う取り組みです。
休みを取りやすくなる、有給を活用しやすくなるという休暇からの視点だけでなく、
普段と異なる環境で仕事を行うことで、ワークライフバランスが改善したり、生産性や効率がアップします。
また、地域の取り組みに参加することで、CRS活動を推進したり、学びに繋がります。
実際にワーケーションしに来た方がどのように活動しているのか、実際に参加された方のレポートが掲載されています。
サテライトオフィスとしてのテレワーク
平成27年に総務省が実施した「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」。
和歌山県の白浜町が参加しました。
白浜町にはITビジネスオフィスがあります。
平成16年に稼働した後、数年間は空室だったそうですが、いくつかの企業のサテライトオフィスとしての進出が決まり、現在では2つ目のITビジネスオフィスが出来上がりました。
地元との接点を持ちながら、生産性もあげているセールスフォースドットコムさんは、
白浜の環境を楽しみながら、また、白良浜の清掃やプログラミング教室など、地域に貢献しながら、
さらに生産性をアップさせているそう。
サテライトオフィスが和歌山県にできることは、単なる企業がそこにある、という以上の価値があります。
素敵な企業が和歌山県にサテライトオフィスを持ってくれていると、とても嬉しくなりますね!
自営型テレワーク(クラウドソーシング)を支援する仕組み
和歌山県は「和歌山で働く女性応援」の一つとして、自営型テレワークによる就労を応援しています。
2016年11月から、「わかやまテレワークフェア」と称して、実際にクラウドソーシングを活用している先輩ワーカーを招き、具体的な事例を紹介する取り組みです。これまでに和歌山市・田辺市・橋本市を合わせて13回のイベントが行われました。
イベント時には20-50名程度のテレワークに関心がある方が集まっています。
そして2019年の7月から新しい取り組みとして、
「テレワーカー養成研修&集いの場」が和歌山市と田辺市でスタートしました。
3日間の養成研修と週に1回の集いの場を開催しています。
これまでに200名の受講生の方々が受講されました。
2021年、4年目の「テレワーカー養成研修&集いの場」を開催も決定。
和歌山県内に「自営型テレワーカー」が続々生まれ始めています。
実は和歌山県もテレワークに関するいろんな活動をしているんですね〜。