日本に特別な思いを持つきっかけとなったトルコと大島の話
トルコ記念館 とるこきねんかん
【Goodなポイント!】トルコがなぜ親日なのかを知ることができる施設。トルコ航空では、KUSHIMOTOの名前がついた飛行機があるほどトルコの人々は日本への思いがあります。その背景には、トルコと大島の住民の凄絶な過去があり、絆が深まっていく話がありました。館内やテラスからはエルトゥールル号が座礁した「船甲羅」が実際に間近で見ることができます。
- 電話番号
- 0735-62-0555(串本町役場)
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 駐車場
- あり(無料84台)
台風の日、木造のエルトゥールル号が大島沖で座礁
今から130年以上前、トルコへ帰る途中だったエルトゥールル号が大島の樫野埼灯台の近くの岩礁に座礁、587人が命を落とす海難事故がありました。
トルコ記念館からは、エルトゥールル号遭難事故の遺品や写真などの展示や座礁した「船甲羅」を、実際に見ることができます。
「船甲羅」から左に樫野埼灯台が見え、どのくらい泳いだかの距離と、高い場所まで崖を上ったことが確認できます。
岩礁からも近くて上陸しやすい浜がトルコ記念館の真下に見えるのですが、海難事故が起きてしまった時刻は夜で嵐だったから見えなかったのであろうと伺いました。
また、トルコ記念館を出ると、串本町トルコ文化協会、トルコ土産屋、トルコ絨毯屋、遭難慰霊碑、現代トルコ建国の父といわれる初代トルコ大統領の像があります。
土産物店では、トルコの製品がずらっと並びます。珍しいお菓子も見かけました。のびるアイスも販売しています。