梅の地域「かみはや」と共にある小学校
上芳養小学校 かみはやしょうがっこう
上芳養小学校は梅畑やみかん畑に囲まれた農村にある学校。
兼業を含めると、なんと100%が梅農家のこどもたちという、「梅」に関わりの深い小学校だ。
地域の人たちがとても深く関わっている。
校舎も地域の人たちが協力して作った。玄関を入ると広いホール。そこにはたくさんの絵がかけられていて、
今でも少しずつ絵を増やしているという。
- 電話番号
- 0739-37-0224
小学生たちの声
梅学習では、梅づくりの体験をすることもあった。 天日干し、 梅拾いなど・・・ いろいろ体験してきたが、 そのなかでも私たちが一番苦労したのは 「梅拾い」。 何が大変だったのかというと、木に当たらないよう に腰を低くすること。 梅を拾いながら低い体勢にす るのは私たちでも息が荒れるほど疲れはててしまっ た。これを暑い中毎日続ける農家さんたちのすごさ を改めて知ることになった。 梅学習を通して思ったことは、 梅のことをもっと いろんな人に知ってほしいということだ。 梅は上芳養の自慢だ。
高い山と、一面の青空。高いところにあるので、見下ろす景色もとてもきれい!やっぱり、イチオシは自然豊かなところ。人数は少ないけど、みんな素敵な個性を持っていて、学校自体も圧迫感がない、素敵な学校だ。毎日鳥のさえずりと、風の音、木々の揺れる音が聞こえる。雨の日は、ちょっと暗い雰囲気をしている・・・が、みんなの笑い声で、そんなのかき消してしまうのだ!給食はみんなのお昼の楽しみ。調理員さんが心を込めて作ってくれている。もちろん、梅料理も出てくる。調理場が隣にあるので、窓を開けていたら、おいしそうなにおいが漂っても来るのだ。上芳養小学校では、毎年毎年、当たり前のように梅のイベントがある。梅ジュースを作ったり、着花率やら着果率やらを調べたり、梅干しをとったりして修学旅行で配る。結局、梅に触れ続けるところは変わらない。梅に関することはまだまだある。一学年のほぼ100%が梅農家である。上芳養小学校、いや、上芳養に梅を知らない人はいない。それだけ、梅は身近な存在なのだ。玄関を出たら目の前梅畑、なんて家もあるまでである。こういうところに住んでるものだから、都会の学校の人数の多さに、今日も衝撃を受けているわけである。