津田 奈保子

kinaco

お花がある風景を日常に

津田 奈保子 つだ なほこ

津田奈保子さんが初めてお花に触れたのは、20代の頃。

「会社に就職して仕事をしていましたが、なんとなくしっくりこなくて。そんな時に、地元でフラワーアレンジメントのお教室があることを知り、習い始めました。」

お花で仕事をするためにレベルアップが必要と思った彼女は、プロとしてのスキルを身に着けるため、大阪の学校に通うことを決めます。名古屋の花屋さんでハウスウエディングやアシスタント経験を積み、先生として個人レッスンを開くまでになりました。

さまざまな実績を重ね、現在、フラワーアレンジメントの教室である「LIANS DE FLEURS(リアン・ド・フルール)」を田辺にオープンしています。

「お花をしている時間は『無』になれるんです。お花と向き合っているときは、自分の中にもやもやしたことがあっても、目の前にあるお花がかわいくなることだけを考えることができたんです。没頭することが自分を見つめ直す時間になりリフレッシュになっていました。こういう時間が人にはすごく必要だと思うんです。」

お花の楽しみ方は人それぞれ。お花の表現ももっと自由でいい。
今後は生徒さんの個性を引き出せるお花の先生を育成していきたいと、津田さんは思っているそうです。

子どもの頃から、彼女の家にはお花がある風景が日常でした。
それが、今の津田さんの仕事の原点なのかもしれません。


instagram: nahoko_tsuda

関連する「記事」