パートやアルバイトの課題からフレックスワークを考える。

TETAU

パートやアルバイトの課題からフレックスワークを考える。

フルタイムで働くことができない人たちにとって、重要な働き方であるパートやアルバイト。人口減少や高齢化、働き方の多様化によって、人材不足を感じている企業が増えてきているように思います。

「どうやったら労働力を確保できるのか?」

ワーケーションや関係人口創出もその一つだと思います。またテレワークの導入も今後の課題になっていくと思います。しかし、どちらも時間がかかりすぐに解決することは難しいように思います。TETAUではそのどちらにも関わっていますが、コストもかかり、また時間もかかる方法だと感じています。

すぐにでも解決できる方法はないのか。
今思うように働けていない人が働けるようになったら…

現在、TETAUにはテレワークを希望する方が120名集まり、学んだり仕事をしたりしています。
フルタイムで働くことに課題を持っている人たちが多く集まっています。
その方々にパートやアルバイトに対してのアンケートを行ってみました。
120名のうち和歌山県内在住の39名の方がご回答くださいました。

パートやアルバイトにどんな課題があるのか?

現在パートやアルバイトをしている人に、「職場を変えたいと思ったことはありますか?」と聞いてみました。パート先・アルバイト先を変えたいと感じたことがある人は、現在パートやアルバイトに出ている方の80%。

パート・アルバイト先を変えたいと思った理由を見てみると、8割の方が、その理由を「人間関係」と答えています。

パートやアルバイトをしていない理由は?

現在パートやアルバイトをしていない人に「したいと思うのか」を聞いてみました。

パートやアルバイトをしていない人で「したくない」と答えた人はわずか17.4%。8割以上の方が、「できればしたい」と思っていることがわかります。

なぜバイトやアルバイトをしないのでしょうか?約4割が人間関係が最も不安だということ。また、体調面に波があり不安である」も4割です。

パートやアルバイトを確保するために。

人材不足が深刻になってくると、働き方や待遇の変化が求められてきます。

パートやアルバイトをしたいけれども、できていない人は、「人間関係」と「体調などに合わせられる柔軟な働き方」が重要だということがわかりました。

体調や状況に考慮できる社風

人間関係に悩まされている人のほとんどが「お休みを告げた時の対応」について言及しています。

「休まれたら困るという会社側の気持ちは痛い程わかるが、電話口で凄く嫌そうにされるのが伝わるので精神的な辛さがプラスされかなり辛かった。」

「シフト制で思うように働けなかったり逆に急用や体調不良などで休みたいときにはいい顔をされないのは本当にしんどいです。」

「仕事を休んだ際、「休んだ上に手当までもらうなんて。こっちは仕事めちゃくちゃ忙しかったのに」と言われました。こういう差(仕事が常にできる環境にある人、突発的に休みを取る可能性のある人)が埋まらないと、子育てはじめ、何かしら抱えながらの就業は難しいと思います。」

お休みする際に嫌な顔をされるという声が非常に多く聞かれました。
「不公平だ」という気持ちは理解できますが、皆が仕事を最優先にできるわけではありません。
その人、その人の状況に配慮できる社風が必要だと感じます。

働く時間や日数を考慮する

「時間を細かく設定してほしい。9時〜5時、などではなく、2時間単位くらいで選べるようにしてもらえば入れやすい。」

「子供がよく熱を出すことで予測できない、長期休暇を利用して帰省(夫婦共に県外)をするのでお休みを取りづらいと思い、外でのパートは今の生活スタイルに合わないと思っています。」

「子どもの急病などで仕事を抜ける、または休むなどの場合、迷惑をかけることが辛い。」

「月に数回程度で良いなら参加したい。」

「パート勤務となると他の人とのシフトの調整があり実質お休みが取りにくい。」

「持病があるのでどうしても休んでしまう。その時の、「体調不良の為お休みさせていただきます。」の電話連絡がかなりストレス。」

「家庭(子供)の事を優先できれば働けそう」

「高齢の母を家に残していくことや休日の条件、それに人間関係の心配もある。」

働く日数や時間が短時間になったり、短い時間になると働ける人が多くいらっしゃることがわかりました。
体調が悪化したり、急な子どもの発熱などで急にお休みしなければならないことも出てきます。
その方々ももちろん迷惑をかけてしまう、ということは理解しています。

世の中にはいろんな方がいて、いろんな方とお仕事をしていくことが必要だという、ダイバーシティ(多様性)への理解を進めていかなければ、今後労働力の確保の難しさは加速度を増していくでしょう。

新しいフレックスな働き方をつくる

例えば、新しい働き方のひとつとしてテレワークが進んでいます。
確実にこれからもテレワークは拡がっていきます。

「テレワークは自社には関係ない」と思っている方も多いことと思います。
自社がテレワークを導入しなくても、周りは変わります。

テレワークが進むということは、住んでいる地域と仕事する地域が関係なくなるということです。今後、自宅にいながらお店で接客するなど、リモートで現場の仕事を行うという段階に進んでいくことが予測されています。

テレワークが進めば、今働けていない人たちが、都市部や海外など、場所に関わらず働ける仕組みができていきます。日本は全体が人口減少していますので、人材獲得競争はさらに激化するでしょう。

テレワークやICTの導入はもちろん、現地でどのように働いてもらうかを考えることは、事業者にとって不可避なものになってきています。

個人も企業も、新しいフレックスな働き方、ぜひ考えていっていただきたいと思っています。

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  • 紀南
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