アイディアを生み出している時が一番楽しい!
榎本 順子 えのもと じゅんこ
「本日はよろしくお願いします!」のご挨拶をすると早々に、どんどん話してくださる榎本順子さん。明るい笑顔とハリのあるお声に、私の緊張は一気にほぐれました。
榎本さんは京都府出身。結婚を機に、25歳の頃に田辺市に移住しました。結婚までは5年間、保育士として働いたそうです。
彼女が地域の子育て支援に関わり始めたのは、2歳と4歳のお子さんを育てている頃でした。小さな子どもとお母さんが集まる子育てサークル。「夜中までかけてイベントの準備などをしていました。いつも笑いながら、楽しくやっていましたよ。」
子育てサークルの経験を経て、現在は、南紀こどもステーションの子育て支援事業「きっずぱーく」のセンター長をしている榎本さん。お母さん同士の交流ができる会の実施や、一時保育の受託などの子育て支援を企画運営しています。時には事務仕事をし、時には子どもとも関わり、子育てに協力したいという人たちに応援を呼びかけ、どんな時でも精力的です。
「私の活動の原点は人の話を聞くこと。色々な人の話を聞くのが好きなんですね。話を聞いたらその人たちのニーズやビジョンが見えてくる。それらをパズルを組んでいくように繋げ、実現していく。きっずぱーくを中心に色々な出会いの場にしたいんです。」
榎本さんは、とにかく明るく元気です。一緒にいて楽しい、一緒に何かやりたいと思わせてくれる人。
「新しいことに取り組み、これやってみよう、とアイディアを生み出している時が一番楽しいんです。でも、1日中コタツで寝っ転がってもいられるんですよ」と笑顔で話してくれました。
榎本さんの元気の秘訣はきっと、子どもと関わりを持つこと、そして、子育てに関わる地域の方々がどんどん繋がり笑顔になっていくことなのかもしれません。みんなに関わることでますます彼女の元気はパワーアップしそうです。